magno 木のラジオを修理する

最終的にボリュームのガリを取っただけです。

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我が家で愛用のラジオ、magno 木のラジオ。
何が便利って、外部入力がついているので、
iPodやポータブルラジオをつないでキッチンで
お手軽にシャリシャリじゃない音で聞いたりできるのですよ。
(モノラルだけど)

だがこのラジオ、ボリューム兼用のスイッチを入れた瞬間に
「バリバリバリッ!」と爆音が鳴る様になって来た。

よし、調査だ。

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裏側。
電池ボックスの蓋を外して、パネルの4本のネジを外す。

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パカっと。
電池ボックスの部分はねじ止めされていないので
コネクタを外して上にずらす。

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ここまではなんの障害もなかった。
この基板、使われているネジはこの一本だけ。
しかしこれを外しても、ボードが浮かない。

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基板にRJBN0021A-6と番号があるが、
このラジオ、モデルチェンジがあったらしいので
今のモデルは番号がどう変わっているのだろうか。

あれこれ試してみると、どうやらこの裏でつながっている
ボリュームのつまみがストッパーとなって
外れなくなっているようだ。

…しかし、この隙間があまりない状態で
どうやってボリュームつまみ部分が装着されているのか
確認する方法がない。

あれこれ試行錯誤しても取れる気配がないので、
修理事例が無いか調べたら、いらっしゃいました。
テレビ修理-頑固親父の修理日記 magno, WR-01/2B 木製ラジオ

接着剤でくっついてるらしい。
接着剤をはがす…となると、一般的なのは

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ドライヤー、ですよね。
これで少しの間熱してから
ボリュームつまみを表からおりゃ!っと引っ張ると、
「ベリッ」という感じで採れました。

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木の棒の先にビニールチューブがついてて、

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ボリューム本体には接着剤がてんこもり。
つまみのビニールチューブの中に接着剤を注入
→そのまま組み立ててボリューム本体に接着
という組み立て方なのかな?なんにせよ分解しづらい!

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裏側…は特に以上無さそうな気配。

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電解コンデンサーに膨らみも無く、こちらも異常なし。

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後考えられるのは、というか一番怪しいのは
当然ボリューム本体。新しいのに換えちゃうのが
一番安心だけど、都合良くストックがあるはずもなく、
とりあえず掃除して最低から最大まで何十回も
行ったり来たりしてエクササイズ。

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ここのボリュームの最大抵抗値は5kΩ。
換装する時の参考にメモ。

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サイズは大体16mm位。メモ。

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清掃後。
組み立てはひっぺがしてしまった接着剤を再接着すべく、
外した時と同じ様にドライヤーで接着剤を柔らかくしてから装着。
とりあえず今の所問題なくくっついている。

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元通り。
電池を入れてテストしてみたらガリもなくいい調子。
これにて復活。

最終的に基板を浮かせる必要があまり無かったという事は
結果論だから。なんでも挑戦してみればいいじゃない。

なんでも今のモデルはリチウムイオンバッテリー内蔵になってるそうな。


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