父と息子の三頭山 -1、登山口まで- (PENTAX K-7)
2kmの迂回を経て、ようやく登山スタート。
(写真はクリックで拡大します)
割といきなり急な傾斜。
ふくらはぎがびっくりしているのでゆっくり目に登る。
朝方まで雨が降っていたので、草木から
「おっしゃバッチコーイ!」的な元気を感じる。
真夏の暑さが続いてたりすると
「あ…ちーっす…」みたいに見えません?見えませんかそうですか。
そうこうしているうちに尾根に出る。
そして父親から衝撃の告白が。。。
「迂回して通らなかった所の水場で水を組むつもりだったから水が無い」
ここからはほぼずっと尾根、
尾根はつまり山の膨らみ部なので、水場がある可能性はほぼ無い。
つまり水は俺のリュックの1.5リットルだけかー!
こりゃ節約せんと。。。
こんなしょぼい三角点ってありなのか…?
と思って調べたら三角点ではない、別の基準点らしい。
そりゃそうだ。これ三角点にしてたら簡単に動かせちゃうもんね。
案内板…の役割を果たせていない。
というか、役目を終えた…というか。ここどこですか。
根っこがよくわからなくなっている木。
足をのばしてたら小指をぶつけて折れちゃった的な。違うか。
おおおー、やはり雨の後の草木は奇麗だ。
しかし花がちょっと小さくてよくわからない…
と、ここで父親の秘密兵器登場!
LEDライト付きルーペである!
クローズアップフィルターで撮るのとまた違って面白い。
ただ、ルーペは固定出来ないのでピント合わせがシビア。
石の中に石灰みたいな白い所が見えた。
三頭山は八合目まで石英閃緑岩という石らしいけど、これがそうなのかな。
前日までの雨が嘘の様に天気がいい…。
おかげで他の登山客も少なくて、三頭山頂上までで
すれ違ったのはたったの一人。
1/3だけ役割を果たしている案内板。
ツネの泣坂だそうです。泣く程きつい…からではなく、
どうやら名前の由来はおツネさんという人の恋物語からだそう。
山の向こうにいる人に逢いたいから夜にこの道を往復したそうで。
おツネさん根性あり過ぎです。今度ゆっくり調べてみようと思います。
ここが今回一番大変だった。
つかむ所がないのでズルズル滑る。
這いつくばって進む。
懐中しるこがこれまたうまい!
糖分が体にぎゅんぎゅん吸収されてゆく。
水が少ないのでこれ一杯で我慢して、
次は三頭山頂上目指して出発!
父と息子の三頭山 -3、三頭山山頂まで- (PENTAX K-7)
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