リベルタンゴをMIDI自動演奏楽器で演奏する MFKyoto2020 Online イエ猫マジ来るオーケストラ

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今年のMaker Faire Kyotoはオンライン開催!

それなら自動演奏楽器を使って、リアル展示ではできない
内容にしてしまおう!ということで参加を決定しました。
それに掲載するための動画はこちら

→ 動画をYouTubeでみる

自動演奏鍵盤ハーモニカが完成した時からやりたかった曲があります。
それは 「リベルタンゴ」。
アストル・ピアソラがタンゴの定義を破壊したともいえるこの曲、
一番有名なのはヨーヨー・マの演奏によるバージョンですかね。
カワヅもヨーヨ・マのバージョンが有名になったころ
聞きこんで、ピアノバージョンの練習をしたりしました。
(弾けた記憶はありません)

MIDI自動演奏 鍵盤ハーモニカ

そしてこれのキーになるのが、アコーディオンです。
アコーディオンと言えば大きな抑揚とキレの良いリズム、
ダイナミクスの大きな演奏が特徴です。
これを鍵盤ハーモニカでできるだけ表現したい。

ただ、ファンの風量制御で吹き込む圧を制御している
自動演奏鍵盤ハーモニカには音量制御の即応性に弱点があります。
MIDI(コントロールチェンジ2番)で数値を替えてから
風量が変化するまでのタイムラグ、それから
鍵盤ハーモニカに吹き込まれる風圧が上がるタイムラグがあるので
急な変化ができないという弱点があります。

ファンコントロール用のデータと実際の風量のイメージ

緑のデータがCC2によるファンに送られる制御データで、
赤いラインが実際に得られる音量の変化です。
これを改善するためのプランもありますが、まだしばらくは
そんな仕様とうまく付き合いながら打ち込みを進めていきます。

そしてこのトップノートの連打。この曲はBPM160を基準に
打ち込みをしており、そのスピードでの16分音符の連打をひたすら
鳴らすデータは今まで作ったことがありません。
しかし、スズキのメロディオンからヤマハのピアニカに変更したことで
弱い音での発音をやりやすくなったので今回この打ち込みをすることができました。

そしてお気づきでしょうか…鍵盤ハーモニカが複数いることに!
そう、展示ではできない複数台鍵盤ハーモニカセッションです。
求ムリアル展示でも可能にするためのスポンサー。

…そしてさらにお気づきでしょうか。
実は25鍵では不可能な音域を演奏していることに。
そう、ヤマハの25鍵のラインナップは高低二つのラインナップがあるのです。
ヤマハ ピアニカ


外形は同じなので、フレームそのままに鍵盤ハーモニカを入れ替えれば
高さの違うパートが演奏できるという寸法です。

MIDI自動演奏グロッケン

今回は丁度欠損した音程を使わない曲だったのでサクサク打ち込みが出来ました。
アレンジ的にもキラキラ感をふりかける薬味的なポジションで丁度良い存在感でした。

MIDI自動演奏ゴムベース

収録方法については
アンプ-マイク
アンプ-ライン
POD-ライン
POD-アンプ-マイク
POD-アンプ-ライン
といろんなパターンを試してみましたが、
ベースの音作りをあまりわかっていないnecobitにとっては
PODでチューブアンプシミュからベース全開、ミッドはほどほど、ハイは0で
リバーブは当然ゼロ、 コンプ全力でかけての音を録ってから
Guitar Rigで後調整が一番まとまりやすかったです。
ピッチが少し怪しいところとあいまってアナログシンセみたいな音ですね。
ゴムと合板と電子工作用のピエゾ素子とは思えないぶっとい音です。

ゴムベースはノートオフ時に別の音とスラーではない場合に
ピック用のソレノイドがゴムをミュートする音がかなり派手になるので、
それを逆手取ってこまめにミュート音を入れて細かいリズムを強調します。
休符をしっかり聞かせたい場合はこのミュート音、かなり効果的です。

ただし、ゴムベースの自動演奏化はソレノイドの配置や
フレットの微調整等調整が甘すぎるため、
まだ改良の余地が多く残っています。
それはこれからの課題です。

ちょっとインチキしました

インチキ、というには少し語弊がありますが、要所要所、
わーっともりあげたいところにボリュームカーブを描いて
鍵盤ハーモニカの能力をちょっと補強しました。リアル展示での
身体で感じる音が伝えにくい代わりに、ということで。

折角のオンライン開催、逆にリアルイベントでは不可能な多重録音を活用しての
表現をしてみましたが、どうでしょうか?

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