M5Stack社を見学〜中国 深セン訪問 2019秋

2019年11月6日夜 出国〜13日夜 帰国で
再び!メイカーのみんな大好き、中国 深センへ行ってきました。
(8ヶ月ぶり2回目)

7日間の滞在で、
Maker Faire Shenzhen見学・企業訪問ツアー参加・街歩き散策など
たっぷり楽しんできた模様をお届けします。

この記事は、M5Stack社の見学について。

(※当たり前のことですが、
 観光地ではなく

 会社なので
 突然行っても見学できません!
 
 有志のツアー企画などに参加するのが無難です※)


また、この記事内の開発情報などは
帰国翌週にアップデートされたものも
確認していますので
最新情報はM5Stack公式Twitterをご覧ください。

M5Stack社訪問のいきさつ

今回、
Maker Faire Shenzenに
M5Stackが出展するのは
知っていたので、

会場で
M5Stack CEOのジミーにも挨拶できて、
一応の目的は達成した

のです、が!

前回訪問した2019年3月に
M5Stackのオフィスは
引っ越しをしていて、

もし許されるなら
有志の濃いメンバー数名で
オフィスを訪問させてもらいたい!


と思って、

Maker Faire Shenzhenの会場で
CEOのジミーに突撃して
「きゃないゔぃじっとゆあおふぃす?」
って聞いたら
「おふこーす!」
と返事もらえたではないですか。

なわけで、
Maker Faire Shenzenの二日後
夕方のアポイントを取って

当日…
華強北付近で車の大渋滞にはまり
見事に30分遅刻しました……。

平謝りしながら
慣れない地では
余裕を持って行動しなければならないことを学びました。

M5Stack開発アレコレ

ずらっと並ぶ既に販売しているものたち、
全部欲しい。

とかなんとか言っているうちに

もう発売しましたね。

18650バッテリーによる
容量の大幅増強はもちろん、

握りやすいスティック状になることも
実は結構いいところなんじゃないか?

みんなが待ちに待っている
M5TOUGHはもう少しお預け…

これだけ慎重に検証するってことは
かなりのレベルが期待される…。

で、ここで
「ライトの色を役割ごとに分けられたら便利だよね」
という話が(たしか)出た。

その1週間後…

ハヤイネ

そしてこのフェーダー付き
めっちゃいい!欲しい!

そして贅沢にも
詳細をじっくり見せてもらったのであった。

噂のPLEN5Stackも、
かわいいのぅかわいいのぅ。
(→ PLEN5Stackはクラウドファンディングによる資金調達中)

1000て。
その数で本当にペイするのだろうか。

こちらが心配になるレベルである。

これはかなりの勢いを持ってお願いして来た。

しかしとにかく忙しそうなので
過度に期待せず待とう。

これでQCが完全とは言えないかもしれないけど、
今の体制でやれる事はやっているようで、

ここから先の品質向上は
本当に大変な作業になるだろうなーと思った。

まさか中国で
アメリカンジョークを話す日が来るとは
去年のnecobitは思いますまい…

組み立て・設計エリア見学

流石に1005のチップを手で載せてるところを
バシャバシャ撮るほど無神経ではないのですよ。

アルミのレールを指定した長さで切るマシーン。欲しい。

おまけ

メイドインチャイナだけど、
中国では流通していないらしい。

(´・ω・`)というジミーの顔を見たら

「ぷれぜんとふぉーゆー」の言葉が出てきました。

テスト用の新しいポケットオペレーターを買わねば!

StickCの加速度センサーを使って作った
フラフープ的なやつも見せて来たよー。

まとめ

個人レベルでアポを取って
オフィスを見せてもらう(しかも遅刻する)
という無茶をしたわけですが、

こころよく受け入れてくれた
ジミー始め
M5Stackの皆さん
ありがとうございました!

行って初めてわかる
ものづくりの密度の高さよ。


しかも今
996(9時21時定時の週6勤務)でやってる
ってんだから凄い。

日本もバブルの頃って
こういう感じだったんだろなー。

毎週新作を発表するエネルギー
片鱗を見せてもらった訪問となりました。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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