Thingiverseという3Dモデリングのデータを投稿するサイトがある。
そこにモデリングデータをアップしたら思いのほか反応があって
驚いた、という記事です。
このサイトの使い方は、ダウンロードするだけなら登録も必要ないので、
3Dプリンターを買ったけどまだモデリングはできないよーという人は
トップページのFeatured Collectionsをのぞいたり、
好きなワードで検索してデータをダウンロードして
3Dプリントしてみるだけでも楽しい。
自分でデータを作れるようになったら投稿してみよう。
まずは英語でユーザー登録だけど、
住所とか難しい項目はないので簡単。
データのアップ画面。
zipファイルの準備とかは必要なくて、
スライス前のSTLデータと準備できるなら写真をポイポイ
ドラッグアンドドロップするだけで後はサイトの方で
ダウンロード用のファイルを作ってくれる。便利。
最初にアップしたのが、
ドラクエの階段アイコンを2.1D化したもの。
これは鳴かず飛ばずで見向きもされなかった。
ドラクエ自体が海外じゃあまり注目されてない
みたいだし、仕方ないね。
廃墟っぽいプランターである。
Ruins Planter 1
Ruins Planter 2
小型の植物を植えるミニサイズのものなのだが、
これがトップページにリンクのあるBest Of The Week
というものに選んでいただいたらしく、毎日のように
LikeやCollectをして頂いて驚いた。
自分で作ってみてお思ったけど、
こういうものは色を塗ると完成度と満足度が
全然違うので、とりあえず塗ってみるとよい。
色の塗り方なんて全然わからないが、
アクリルガッシュで汚し系に塗って、
つやなしクリアーで表面保護した。
アクリルガッシュは絵の具みたいなもんなので
塗膜は弱いと思うけど、まあ、いいでしょ。
それでも塗ってないより満足度ははるかに高い。
こういう投稿型サイトを使ってみて思ったのは、
3Dプリントの魅力のひとつはこうやって遠く離れた人と
同じものを共有できることにあるのではないか、などと思った。
コミュニケーションの軸がモデリングデータなので、
言葉の壁をほとんど感じないのも面白い。
ドラクエ階段みたいに特に面白くないものをアップしても
怒られることはないので、みんなどんどんアップしようそうしよう。
よすぎるものが出来たからデータを売りたい、という人は
Cultsとか、販売にも対応したサイトもあるので
そっちでやるか、国内だとDMM.makeがプリントしたものを
販売するサービスをやっているのでそちらを利用するといいかもしれない。
ただ、プリントしたものを売るのはコストが上がるので、
量産品が出てくるとどうしても価格で負けちゃうのが難しい問題ではある。
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