ブロック崩しのポン ファミコン系(効果音ミニ解説) Bounce Back 8-bit Sound Effect

ちょっとだけコツがあるんじゃよ。


→ この上に動画が表示されていない場合はYouTubeで視聴できます。

この効果音はGumroadで購入できます
ブロック崩しのポン ファミコン系(効果音) Bounce Back 8-bit Sound Effect
(48kHz 24bit)

こういうレトロゲームチックな音を作る時は、
その当時のハードの制約というのをある程度
意識して作ると時代を感じさせる音になります。
もちろんそんなのを考えずに新しい音を作るのを
否定するわけじゃなく、今回はその制約を意識して
ちょっとだけカッコイイ音にするにはどうしたら
よいか、という点を考えてみます。

8bit系の音源はリバーブというものが無いので、
残響感を出したい場合はディレイを使います。
しかし殆どが最大発音数が3とか4程度なので、
独特のディレイの作り方をする時があります。

201401088bit1
それがこの、1パート内でのディレイです。
もちろん、リリースを被らせると発音数が2になってしまうので、
リリースは0、ノートオフの瞬間に音が途切れます。
それを変に感じさせないようにディケイもかなり短めに。

そして隠し味だけど効果絶大のエフェクトがこちら
201401088bit2
ディレイにデチューンです。
え?1パートディレイなのにデチューン?

201401088bit3
こんな感じで2パートを交互に鳴らすようにすると、
2和音なのに残響感があってそれが膨らむような
効果が得られます。

…というのはディレイエフェクトの使い方にも
通じるところがあるのですが、音をバラバラにして
それっぽく解説してみるとこうなります、ということでした。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

コメント

“ブロック崩しのポン ファミコン系(効果音ミニ解説) Bounce Back 8-bit Sound Effect” への1件のコメント

  1. […] — この効果音の作り方ミニ解説はコチラ → ブロック崩しのポン ファミコン系(効果音ミニ解説) Bounce Back 8-bit Sound Effect (別ウインドウでnecobit.comメインサイトへ移動します) […]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください