巨大な生き物の呼吸・寝息(効果音作り方ミニ解説)Breathing of Giant Creature Sound Effect

巨大な生き物…は…大きい…(当たり前の発想)


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巨大な生き物の呼吸・寝息(効果音)Breathing of Giant Creature Sound Effect
(48kHz 24bit)

さてさて、息です、息。
まず最初に、素材をどうしようかと悩む。
ノイズ系の音を元にLFOで周期変化をつけて…
とやるか、それとも録音素材をもとに
加工していくか。今回は後者を選びました。

じゃあ何を録音するか、というと、自分の息です。
昔のビジュアル系見たいにマイクを包む様にして握って
低音が膨らむ様にして、なるべく低く深呼吸。
もちろん息をそのまま吹くと「ボワワワワー!」
ってなるので、ウィンドジャマーは必須。

さてさて、なるべく低い息とはいえこちらは人間、
そのままでは軽い。
じゃあどうするかというと、低くすればいいんです。

まず録音したやつから使う部分だけをカットして、

20140711breath
Alchemyにオシレーターとして読み込みます。
で、オクターブ低くならしてみるわけですが、
そのままだとサンプリングレートが半分(かな?)になっちゃうので
ザラザラとしたひどい音です。
そこで、ローパスフィルターをかけてやって
ザラザラの角を取るとともに、
音全体を低音よりにしてあげましょう。

RenaissanceBassをかけてさらに低音を増強しようかとも思いましたが、
そうするとただの地鳴りみたいになったのでやめました。

しかし、DPってなんで「そのまま再生スピードを下げる」機能がないんでしょうね?
タイムコンプレッションでスピードを落とすとピッチを頑張って維持しようと加工するし、
じゃあオーディオにトランスポーズをかけようとすると音の長さを変えずに
トランスポーズしようとするし、便利そうで不便です。
まあ、その辺りは別のDAW使えばって話ですが、
複数のDAWを渡り歩くと後で編集しようとした時に混乱するので
できればDPで全部やっちゃいたいんですよね。。。

というDAWよもやま話で終わります。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

1件のコメント

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