ちょいとすかしたエスカルゴ帽子

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棒針編み物、第4号。
冬物とはいかないまでも、肌寒い時期に…
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すっかりそんな季節も過ぎてしまいましたがw

別鎖の作り目から
透かし編みの模様も入れて
編み地をはぎ合わせる
…などと、
マフラーから一歩進んだ内容となりました。

参考にした作り方はコチラ→ H143-044 エスカルゴの帽子 | 手芸と手編みの情報サイト ハマナカ あむゆーず

第2号の帽子は、初めから
輪編みで筒状に作っていきましたが
コレは違って…
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筒状ではなく平らな編み地を、
平行四辺形に編む。

どういうことかと編み図をよーく見れば

最初の端っこで、1つ編み目を増やして
(…つまりプラス1)
編み終わりの端っこを、2つの編み目を一緒くたに編む
(…つまりマイナス1)

一段の編み目の数は、結果的に変わらず
ナナメにずれていくわけですね。なるほど…

編み終わったところで
まずは、スタート地点の編み目を
もうひとつ別の編み棒に移す
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作り方説明には『別鎖をほどいて…』としか書いておらず。
この黄色い糸をぴーーーーーーっと抜いたら…
…せっかく編んだ部分までほどける可能性大みたいです危なかった。

地道にひとつずつ、
黄色い糸にかかった編み目を、棒針へ。
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編み始め・編み終わりとも、棒針にかかりました。
そしてこいつを
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つまり平行四辺形の
上辺と底辺を合わせて、筒状にする。

編み目同士をくっつけることを、はぎ合わせると言うそうな。
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初心者本を見ながらえっちらおっちら…しかしよくわからん!
などと混乱しかけていたのですが
この本の

メリヤスはぎの、3コマ目(だけ!)を
見ながらやると
あらびっくりスイスイできたぞ!
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ま、この本が他と比べてどうと言うよりは
自分の手の動きと図解の描き方が相性良かった、てことで。

さて
ここで気付いたのは
「メリヤスはぎ」というのは
「メリヤス編み(三つ編みっぽい編み目)」用の
はぎ合わせ方でありまして。

自分好みで、帽子本体の編み地は
メリヤスではなく「ガーター編み」にしたんです。

参考にした作り方説明に、メリヤスはぎと書いてあるから
何も考えずにそのままやってしまったわけで
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はぎ合わせ目がキレイとか目立つとか
そんな問題を超越した、なんでそこだけ違う編み方なのw

せっかく本を見ながらやったメリヤスはぎ部分を
キュっとつまんで合わせてしまえ!!!
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はい!継ぎ目わかるけどまぁいいでしょう。自分のだし。

筒状の片方の編み目に糸を通して
Escargot Knit Hat-15.jpg
きゅーーーっと絞れば
出来上がり!
Escargot Knit Hat-1.jpg
平行四辺形を合わせることで
帽子の頂点に向かって、ナナメに模様が出るんですね。
なるほどエスカルゴ…というか巻き貝か。

葉っぱの透かし模様のところも
編み目が記号に表されている、要するに楽譜みたいなもんか
Escargot Knit Hat-14.jpg
記号図のいま何段目か!
これだけを間違えないように気をつければ
この模様も初心者向けでカンタンでした。

秋冬向けの毛糸なので
実際にかぶって使うのは半年後からになりますがw
とにかく無事に完成ー

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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