台風の音楽解説

竜の巣だ…!


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いきなり言いたい事の95%程を解説してしまいました。
台風18号の空・雲の動きを一日観察…!(JVC GC-XA1)の音楽について。

ラピュタ好きなら1秒で言いたい事はわかっていただけたかと思います。
迫り来る低気圧の中心、あの雰囲気を出来るだけ違うアプローチで作りたい。
ビートを強く出してみようと試しにドラムを入れてみた所、
バスドラの4つ打ちだろうがハイハットの細かい刻みだろうが、
とにかく縦スクロールシューティングのボスになってしまうという結果に。
というわけで、なるべくドラム無しでビート感を出すべく、
ベースのアタックをちょっとブリっとした感じにしてはっきりさせたり、
別のシンセに同じフレーズを高い所でユニゾンさせたり。

展開は、最後一気に晴れに向かって動くので、
それまでは音の足し算引き算で変化を出しつつ我慢我慢。
最後にぐわーっと動いて、いきなり晴れて終わる。
…いい雰囲気が出たんじゃないでしょうか。

ベースは久々登場moog SlimPhatty。
横に広く太いんじゃなくて、奥に詰まった音、
これはアナログならでは…かどうかは知らないけど、
このみっちり詰まった音、好きだわー。

シンセパッドはFM8、カキンカキンしたいかにもなFMな音ばっかりじゃ無くて
こういう音も割と出来たりするFM8さんすごいです。
でもフィルターをコントロールするなら他のシンセの方がいいかも。

最後にようやく正体が明らかになる圧迫感のあるよくわからない音、
これはAbsynth。正直まだこのシンセの正体の方がまだよくわからないのですが、
なんだか変な音が作れそうなシンセ。
今後(の自分の理解度)に期待。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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