SIGMA DP1『父と息子の八ヶ岳5(完) -硫黄岳→赤岳鉱泉→赤岳山荘-』

恐怖の下り。。。

硫黄岳で小休止したら、どすーんと下って行きます。

どすーんとは言っても、岩場とかはもうなくて、
木々の間をぬって行くので険しい訳ではありません。
それの何が恐怖かというと、下り、苦手なんですよ。
下りに使う膝がかなり弱くて、ダメージが一定量を超えると
ズキズキと膝が痛みだしてペースが一気に落ちちゃうのです。
サポータータイツに加えて、膝用のサポーターも重ねて
膝はガッチリガード。(この着用の仕方が正しいかどうかは知らない)
あまりがっつんがっつん衝撃を加えないように慎重に降ります。

そして赤岳鉱泉到着。
一息入れてゴールである赤岳山荘を目指します。

ここから先は沢。
沢に沿う当たりから、地図と実際の登山道が
少し違う場所が結構あったので要注意で進みましょう。
(沢の右を進むはずが左だったり、橋の位置が違ったり)

そしてこれが鉱泉の鉱泉らしい写真。
水の色じゃなくて下の土と石が酸化してるのかな。
木漏れ日を浴びてとても美しい。

行きにも見た、トリカブトの群生。
全ッ然知らなかったけど、当たり前のように咲いていたので
野草はむやみに食べないようにしましょう。

沢に沿った道を抜けるといよいよ終盤。
この林道の先に山荘の人とか物資輸送用の駐車場があって、
物資の輸送はそこからショイコでビールとかジュースを一人
100缶くらい担いで上がってました((((;゚Д゚))))

さあもう少し!

美濃戸山荘を経て、ゴールの赤岳山荘!
膝もまだ余裕があったかな?
でも一日で登って降りたらどうなるかわからないかなー、
なんて思いました。

しかし二日とも雨に降られずにすんでとてもラッキーだった。
雨の岩場とかは結構怖いと思う。

この登山コース、景色が常に変化し続けるので、
かなり楽しめます。山小屋、水場もかなり多いので安心感もある。
山小屋泊なら昼前からでも多分時間的には問題ないけど、
早朝の木漏れ日はかなり奇麗なので早い時間に行動開始できると
いい事がある気がしますよ。

以下オマケ。

山小屋の会話

息子「あれ?その魚食べないの?もらうよ?」
父「あげる」

| しばらく後

父「あのさんま佃煮美味しくなかったー!」
息子「あれはサバだし塩焼きです。美味かったよ。」

GPS

ハンディGPSを持った父が一人でずんずん沢筋へ…
息子「おーい!この辺り地図に道迷い注意って書いてあったから気をつけてー!」
父「GPSは大体この辺ぽいよ?」
息子「ちょっとずれてんじゃん!しかも紙の地図に
[沢筋に入らない事]って書いてあるじゃん!」

結論:猫に小判、父にGPS

でも現在地が確認できるのはすっごく安心感。
自分も欲しいなーと思ったけど、ソロで登山は殆どしないので
やっぱりいいや。

完。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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