MOTU MIDI TIME PEACE AV USB (MTP AV USB)の内蔵電池交換

長い間使って来た証とも言える。

ある日の朝、今日の作業を始めましょーと
シーケンサーを立ち上げると、音が出ない。
ソフトシンセの音は鳴っているので、こりゃMIDIだと言う事で、
オーディオMIDI設定を開くとこんな感じ↓

MIDIインターフェースのMIDI Timepiece AV(略してMTP)のアイコンが
半透明になって認識されていない。
まーたまにこういうこともあるので、電源スイッチのオンオフで大抵は
回復するはず…パチッ(オフ)…パチッ(オン)っとな。

…出ない。

落ち着け俺。冷静にトラブルシューティングだ。

Macを再起動したり、
機材ラックを丸ごと再起動したり、
USBケーブルを抜き差ししたりしても意味なし。

ぬおー!なんだこりゃー!MTPぶっ壊れたか!?(落ち着いてない)

迫る仕事の足音を背後に聞きながら
MIDI設定画面をアレコレやっていると…


 
画面外にイター!
なんだこのトラップ!
 
 

 
というわけで、隠れていたMTPに再接続して、
半透明になってしまったMTPを削除したら無事復活。
あーびっくり。

しかし物語はまだまだ続くのです…

そう、次の日もまたアイコンが半透明になってしまい、
新しいMTPが出現したのです…!

これはつまり、電源を切ると設定が飛ぶということ…?
ということは…電池か!?
MTPの中に電池があるかどうかは知らないが、一度開けてみよう。

ラックからMTPを外す。プラスドライバー一本でOK。
外すケーブルの接続先をメモっておかないと
戻す時に一苦労するので注意。
 
 

 
パカッっとな。
 
 

 
ボタン電池あったー!
 
 

 
リチウムバテリ!
というわけでCR2032を買って来て入れ替えたら復活!
設定リセットもされなくなった!
 
しかし、このMTP AV USB、国内販売してないのか。
まあMIDI周りだけだったらMIDI Expressでも十分だけどね。
 

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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