『寝かせてほしいにゃー』音についてアレコレ

MOVIE COM 038『寝かせてほしいにゃー』に使った音についてアレコレ。

magical8bitで作られたファイルを受け取って、
まずは普通に少し古い感じをイメージしてミックスしてみる。

普通にミックス

ひとまずは何も考えずに

ギターアンプシミュレーターを通したりして、温かみのある音を目指してみた。
これもいいんだけど、あの動画に合わせた場合、もう少しラジカセから鳴らしたような
感じの音がいい気がする。

というわけで、

『ZOOM H2でスピーカーの音を拾う』

スピーカーの音をそのままひろってみたやつをちょいちょいいじってミキシング。
こもった感じがするのはギターアンプシミュレーターをかませたからであって、
ZOOM H2のせいではない。

うん、なんかこんな感じの方が好きかも。
でもちょっとノイズと雑音が多いので、

こんなのや

こんな感じで録音してみる。

『ZOOM H2でスピーカーの音を防音室で拾う』

オン気味もオフ気味も試してみたけど、なーんだかさっきの方がいい感じ。
低音がちょっとやせてしまったような。
なんでか原因を突き止めることもできず、最終的には最初のバージョンの
ノイズを出来る限り軽減して採用することにした。

そうして出来上がったのがコチラ

色々試してみてなんとなくわかったような気がしたのは、
部屋とかマイクとスピーカーの位置とか周囲の空気とか、
いろんな要素がからみあって音が変わるってこと。
もちろん知識として「マイキング」という言葉でそのあたりの技術があるのは知っていたけど、
同じスピーカーから出した音を同じマイクで拾ってもこれだけ差がでるっていうのはとても面白い。

そして、ノイズレスのライン録音では出てこない音の魅力ができることがある。
当たり前のようでいて、ずっとやってこなかった部分なので、
とてもよい実験ができた。
このへんも、ボチボチやっていきたいところ。

しかし、最近じゃポータブルのレコーダーが安くていっぱい出ているみたいなので、
DTMオンリーの人も、ひとつ持って置くと色々使えると思う。
安いからぶっとい音だとかなんだとかは置いておいて、
手元にさっと録音出来るものがあると何かと便利に使える。

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