パソコンの負荷分散の為、ソフトシンセはWindowsのパソコンに立ち上げて
MIDI経由で使用しているnecobit。
ソフトシンセ、ソフトサンプラーをふんだんに使った曲を
作った時に、CPUパワーの限界でブチブチ音切れしてしまう事態に。
MacからMIDIで外部音源化して鳴らしているので、
レイテンシー(バッファ)は極限まで小さくしている。
そのせいで限界が低いというのもあるけど、実はそれ以外にも理由がある。
※レイテンシー(バッファ)を低く設定すると、MIDIを受信してから発音までの
タイムラグが短くなる代わりに、短い時間で計算をしないといけないので、
CPUパワーを消費する。
それは何かというと、ソフトシンセのホスト(まとめ役)として使用している
CONSOLEというソフトがマルチコアに対応していないというのが大きい。
マルチコア未対応。
つまり、Core2DuoだろうがCore2QuadだろうがAthlon64X2だろうが
複数あるコアの一つしか使い切れないという事。
実際にはOSやGUIの部分に使用するパワーもあるので、
厳密な意味ではないが、一口に言うとウチのAthlon64X2の場合は、
半分のパワーしか使えていないということになる。
(実際にタスクマネージャーで見ると一つしか使ってない)
CONSOLEはVSTiのホストとして特化しているソフトなので、
使い勝手は非常によいのだが、パワー不足の事態に直面すると
やはり困る。
この時は一時的にハード音源で制作して後で音を差し替えたが、
使えていない性能部分があるならそこを使う事によって
この手間が省けるし、音のイメージもつなげやすい。
ということで、新たなVSTiホストを捜す事にした。
マルチコアを負荷分散させるのって結構高度なプログラムみたいで、
フリーソフト、シェアウェアではどうも対応ソフトはないみたい。
(あったら教えて)
となると、ホストだけではなくシーケンサー機能までついた
総合DAWソフトになってしまう訳だが、そうなるとオーディオ録音、
MIDI編集等色々とついている為につまりなんというか値段が高い
色々と調べていくうちに、どうやらCubaseのES4というやつが
必要最低限の機能で値段が安いものらしい。
最低限といっても使う機能はあくまでVSTiを受信して鳴らすだけなので、
VSTiの数に制限が無ければそれでオッケー。
その点はクリアしているので問題なし。
んでもってさらに調べると、なんとWindowsのオーディオインターフェースに
使っているE-mu 0404 USBにバンドルされていたCubase LEから
アップグレードすると結構お安くなると。
へー、そんなことできるのかー。
と思いつつアップグレードを申し込み、1万6千円ぐらいでCubase ES4をゲット!
次世代VSTiホストが決定した瞬間だった。
次回、音が出るまで。
CUBASEをVSTiホストとして使う その1
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