ずーーーーっと前に持っていた、KORGのX2という76鍵のキーボード。
10年位前にバイトをして貯めたお金で中古で10万円ぐらいで買った気がする。
見た目的にはこれまた昔の名機、01/Wたちとかなり似ている感じで、
(世代も01の後の時代だし)音もそのまま01後継、
といったKORGらしい音だった。
それまでRolandのSC-55mk2しか知らなかった身としては、
ディストーションのかかったギターの音とかで身震いした。
ピアノやストリングスは、リアルという感じではないけど、
バンドサウンドなんかの中で映える、主張してくる感じの音が多かった。
確かこのX2の時代って、殆どのシンセが全音色あわせて
波形の容量が2MBとか4MBとか、すごい機種でも20MBとかだった気がする。
今はピアノだけで4GBとか。なんつーかまさにケタ違いだけど、
容量が1/1000だから音の価値も1/1000かというと全くそんなことも無く、
むしろ昔の音色職人たちに感心する。
KORGのページにもすでに殆ど詳細情報はない。
もう手放して5年以上経つけど、やっぱりあのディストーションギターは
すごかったなぁ。
コメントを残す