MIDIの中身とは一体何が行われているのか?

現在ジワジワと勉強を進める電子工作 de MIDI。
まだレは出ません。
レを出すのは簡単なんだけど、
ドとレを別々のスイッチで出そうとすると
とたんにえらく難しくなった。

今学習中の方法だと、
PICというマイコンを使って制御するのだが、
プログラムを勉強するうちに、MIDI信号とは?
実際には何がどう伝達しているのか?
という部分がすこしずつわかって来たので、
メモ代わりに書いてみる事にした。

機械には人間語が通用しない

ピアノの前に座った人に、ドを弾いてもらいたかったら、
「ドを鳴らして~。あ、それじゃなくてもう一オクターブ上。そうそう。
 ありがとー。もういいよー。」
で、済むけど、機械に人の言葉は通用しない。

それを仲介する機械もしくはソフトウェアが
「シーケンサー」と呼ばれるもので、これがあれば
普段は信号の内容まで意識することは殆ど無い。
(システムエクスクルーシブというのを使おうとすると
少し勉強が必要。)

で、まずはコレを音源に伝える手順を簡単に書くと、

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コレからMIDIデータを送るよ~

                                        はーい。

送る信号はノートオンで、チャンネルは1ね。

                                      ふむふむ。

で、ノートナンバーはC3(60)ね。

                                       はいはい。

ベロシティは最大でお願いします。

                                       なるほど。

以上です。

                                           ドー

                                            ー

                                            ー

                                            -

                                            -

えーと、次のMIDIデータを送るよ。

                         はいはいドー(まだドがなってる)

次はノートオフでチャンネルは1ね。
 
                               はいノートオフね。ドー

で、ノートオフするノートはC3(60)。

                             今出してるやつだね。ドー

ノートオフの速さは最大で。

                                     はいよ。ドー

以上だよ。

                                  はいドはとめたよ。

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kaisetsu.jpg
というやり取りがされているらしい。
実際には相槌をうったりはしないけど。

次は、コレを機械が実際にどうやって伝達しているのかを
まとめてみようと思う。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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