レビューその1はコチラ
前回のレビューではシンセリードを
主にお伝えした。
Prophecyのトランペットを使った
曲ができたので今回はその辺りを。
最初に鍵盤だけを弾いて
この音色を出したときは
「ふーん、ま、確かにそれっぽいね」
位に思ったんだが。
Prophecyを使った曲、
「ねこを尾行する。」のトランペットだけ一部抜き出してみた。
この上にMP3プレイヤーが表示されていない場合は→コチラから再生できます。
け、結構すごいな!と思った。
まず、倍音の変化の仕方が
しっかりシミュレートされているのと、
モジュレーションで割れ具合を
コントロールできるので、その2点を
うまく掴んで使ってやると、
すっごくトランペットな感じになった。
この辺は物理モデリングの真骨頂
という所だと思う。
曲の完成版はコチラ。『ねこを尾行する。』
ムービーを再生(1分14秒)
(再生をクリックすると、別ウインドウで音と映像ながれます)
この上にムービープレイヤーが表示されていない場合は→コチラ(Youtube)で視聴できます。
弾き方(打ち込み方)も他とちょっと違う
工夫があって、倍音を出すために
高い音をちょっとひっかけたりしている。
これをやると、少し間抜けな感じや、
アグレッシブな感じがとても出しやすい。
いいところばっかりかと思いきや、
やっぱりダメなところがあって、
演奏に対してかなりヨレが
発生してしまうのだ。
今回の曲も、録音した後で
波形をずらしたりといった処理をした。
特に間が開いた後での1音目や、
短い音を連打した時に顕著に現れた。
シンセリードではヨレは
感じなかったので、これはきっと
トランペットの音は処理が重いと
いうことなんだろう。
同じMOSS音源を積んでいる
TRITONの拡張ボードやZ1では
どうなっているのかも気になるところ。
いや、しかし、いままで
サンプルプレイバック方式のブラス
しか使ったことがなかったから、
物理モデリングってすごいなーと思った。
こうなってくると、他のメーカーの奴や
ソフトシンセのブラスなんかも
気になってくるなぁ。
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