機材レビュー -MachFive-

MOTU(Mark of the Unicorn)のソフトサンプラー、
MachFiveのレビュー。
多分、読み方は「マークファイブ」だとおもう。
MOTUは「モツ」以外にない気がするが。
正確にはM.O.T.Uだった気が。

MACHFIVE2のレビューはコチラ

20070825machfve1.jpg

最初はMacで使っていた。
しかし、一台で内部完結することに限界を感じたので、
音源専用にWindowsを買って、そっちで使うことにした。
そのあたりの経緯はこちら

ちなみに現在発表されているMachFive2では、
一個買えばWin,Mac両方使えるっぽい。
2個買った俺の立場はどうなるんだ。_| ̄|○

とまあ、色々と悲しいこともあったけど、
なぜコレを選んだかは、ホストアプリがDP4だからというのが
大きいかと。同じMOTUだからね。

ウィンドウの配置もよく考えられていて、ある程度直感的に使える。
HDDストリーミングも対応しているので、大容量のサンプルも
快適に使える。

このMachfiveの売りのひとつが、[UVI-Xtract]という
殆どすべてのサンプラーディスクをコンバートして
MachFiveで使えるという機能なんだけども。

20070825machfve2.jpg

やはり、そのまんま使うのは無理がある(^^;
手持ちのサンプルはE4XtUltraのサンプルが殆どなんだけども、
音が出ないプリセットとかあるし。

ただし、本来WindowsやMacで読めないはずのE-mu等の
フォーマットのCDも読み込めるのはとってもうれしい。

後は、ピアノとかオケもののベロシティレイヤーのネタを
コンバートするときは、[UVI-Xtract]上で読み込み時に
レイヤーを組まないと一度コンバートした後に
ベロシティレイヤーを組めないのは痛い。

後、レイヤーのクロスフェード。
小さいの音と大きい音のサンプルを「徐々」に切り替えるってやつね。
これも出来ないのは痛い。

上の二つはマニュアルすごい読んだけど出来なかった。
もし本当は出来るならだれか教えてくださいな。

デメリットが多くなったけど、やっぱりハードサンプラーにはできない
操作性と、ネタの管理のしやすさはとてもすばらしい。
すべての音がささっと取り出せるなんて!と、それだけで
ちょっと感動してたりする。

ちなみに付属のサンプルネタの音は実はあんまり好きじゃない。
特にピアノ。容量さいている割にピアノらしくない。

そんな感じで、けなしつつもこいつなしではやっていけない。
そんな存在のMachFiveなのであった。

注意点として、Windowsの場合、チップセットによっては
iLockにアクセスした瞬間にブルースクリーンになることがあるので、
最新ドライバにアップグレードするとよい。
くわしくはこちら

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください