外へ出たら、西の空が凄いことになっていた。
周りを見渡せば、やっぱり
道行く人々のほとんどが、空へレンズを向けている。
カメラもいろいろあったけど
圧倒的にケータイが多い。ま、そりゃそうだ。
どういうわけだか、この時間。
夕焼けにはまだ早いかな…という時間。
晴れ間があれば
ほぼ必ず
太陽を雲が覆って、その向こうから光が放射する。
雲の色と光の色がゆらゆら変わっていって
それから、夕焼け空になる。
これが楽しみで
夏休み(があった頃)の夕方は、
西の空の良く見える高いところやら広いところ
を、見つけにウロウロしてた。
でも、その感動は
文章やら会話やらでうまく伝わったためしがなく。
『空がきれいだった』
という内容を言ってるのだけれど、
ホントに伝わってほしいことの核心は
実はその部分ではないからで。
でも今は
写メなりブログなりで
(文章力とか撮影技術とかを差しおいても)
文字にならないところの共有が
ちゃんと伝わってしまっていることもある。
便利だなと思うし、ヘンに不思議だなとも思う。
ちょっと時間が経ったら、
下の雲が滲んできた。
ゆるりとどんどん変わっていく。
カメラ:Polaroid izone550
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