防音室とアップライトピアノを処分→電子ピアノに置き換え
というプランを考え始めたnecobit。
エレキギターとアコギは同じギターだが、
アコースティックピアノと電子ピアノは、
「実際に弦を叩いて音を出しているか、否か」という
決定的な違いがある。
乱暴に言ってしまえば、電子ピアノにとって
鍵盤はスイッチであり、スイッチが押されることにより
録音したピアノの音を再生する機械になる。
アップライトピアノから電子ピアノに変わった時、
その点でがっかりしないだろうか。そこが一番の気がかりだ。
防音室もなくなるとなると、
ヘッドホンをつけて弾くことが増えるので、
その前提でいつも使っているヘッドホンを持って楽器屋へ。
ヘッドホンを持っていったと宣言した割に
絵にヘッドホンを書き忘れた。
で、弾いてみた所、思っていたよりいい結果。
もちろん「生ピアノと同じ感動が!」とはいかないけど、
「あー、電子ピアノだよね。。。」というショボーンなポイントは
昔に比べてかなり改善されている。
具体的には、
・ペダルを踏んだ時に音の広がりがある
特に低音部でペダルを踏んでよわーく連打した時の感じは
アタックのあいまいな感じもしっかり出ていて素晴らしい。
・タッチとそれに対する出音が進化している
20万を超える値段のものだと、
以前感じていたグニャっとしたタッチの不自然さがかなり解消されている。
それに対して出る音質の変化のしかたもかなりよくなっている。
実際にハンマーアクションしている訳ではないので、
あくまで「再現」の範囲だけど、ここまで違和感なければ
ありなレベルになってきていると思う。
・連打に対する反応がよくなってる
連打した時に、いかにも「再生しています!」
という感じで同じ音質の音になっていたり、
そもそも連打した時の追従性が悪かった記憶があったけど、
連打した時の音の違和感も殆ど感じなかったし、
打鍵に対するレスポンスの仕方もナチュラルでいい感じ。
と、ここまでいいところばかり書いたけど、
最終的に電子ピアノは電子ピアノ、
アコースティックピアノはアコースティックピアノだった。
そもそもヘッドホンベースでの演奏がメインになる時点で
音の入ってきかたが全く違う(体に音が響かない)から、
ライブとCD位の違いがある。
それを踏まえた上で、最新の電子ピアノは
以前家にあった10年ぐらい前のものと比べて、
楽器としての表現力が格段に上がっている。
それに加えて以前書いた部屋の快適さを考えると、
電子ピアノという選択肢、アリだな。
そんな訳で、置き換えを真剣に検討し始めたnecobitであるが、
目の前にさまざまな問題が立ちふさがるのであった。。。
楽器の構造原理 |
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