MIDIメカニカルシステムの一部のモジュールをまとめて配線などを簡略化した基板です。これ一枚に電源とMIDI信号を接続することで4ポートの電力増幅が必要なスイッチ、その4つを含む全部で16ポートの5V15mAまでのスイッチができます。

紹介・説明動画

製品内容物

  • MT−416基板 一枚

基本機能の4つの電力増幅ポート以外はコネクタを実装していません。拡張したい場合はピンヘッダ やソケットをご用意の上ご自身ではんだ付けをしてください。

接続図

DAWやMIDIシーケンサーからのMIDIケーブル
アクチュエーター用電源は6V-24Vの範囲で、電源容量に十分余裕を持ったものをACアダプター(外径5.5mm/内径2.1mm)かターミナルブロックどちらかに入力してください。

各ポート1Aまで、合計4Aまで対応しています。

MIDIメカニカルシステムのモジュールで組んだ場合との違い

MIDI chは1に固定

コントローラーは使えません。
※ただしALL NOTE OFFのみ対応

出力のインジケーターはありません。

拡張

標準の状態でソレノイドなどの大きな電力(24V1Aまで)の必要なものを4つまで制御できますが、それより多くのものを動かしたい場合は下と右に出ているOUTPUT1-16とGNDをDT-8,DT-2等のモジュールに繋ぐと最大で16個までのアクチュエーターのスイッチができます。
その際、上部に4つあるコネクタと下部OUTPUT1-4は共通なので、オンにするとどちらも電気が流れることに注意してください。

設定

Note No. SETのスイッチを回転させることで、反応するノートナンバー(鍵盤)を変更することができます。
0 = 0-15(C-2 , D#-1)
1 = 16-31 (E-1 , G0)
2 = 32-47 (G#0 , B1)
3 = 48-63 (C2 , D#3)
4 = 64-79 (E3 , G4)
5 = 80-95(G#4 , B5)
6 = 96-111(C6 , D#7)
7 = 112-127(E7 , G8)
8,9 = 7と同じ

使い方

MIDI CH1の設定した値のノートデータを受信すると
番号の若い順に1-16の出力に分けて0or5Vの信号が出力されます。
1-4の出力はそのまま上部の4つあるコネクタに電源に接続した電圧が流れます。
使用可能電圧、電流範囲(6-24V,最大1Aまで)にご注意ください。

CC120(オールサウンドオフ)を受信すると
全ての出力をオフにします。

データの再生を停止したり鍵盤を離す(ノートオフ)と信号もオフになります。
MD-16を利用したMIDIメカニカルシステムの場合はコントロールデータを利用する設定にすることでスイッチを入れっぱなしにするコントロールもできます。

利用例

2019年8月の、明和電機 超!技能訓練所
「電動ノックマンワークショップ」にて
電動ノックマンキット組み立て後
かんたんMIDIスイッチ基板でMIDI制御し
自動演奏させました。
詳細はコチラ→ 明和電機「超!技能訓練所 電動ノックマンワークショップ」講師をしました

SOLEKIT(ソレキット)シリーズを
かんたんMIDIスイッチ基板に接続する際は
コチラの注意点もお読みください。
→ SOLEKIT(ソレキット)を「かんたんMIDIスイッチ基板」に接続する場合

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NT金沢2019でご購入されたお客様へ

2019年6月29・30日に開催された
NT金沢2019のnecobitブースで販売いたしました
「かんたんMIDIスイッチ基板」のご購入者様には
機能追加バージョンへの無償交換を行なっております。

購入基板を着払いでnecobit宛に送付→交換品を返送
という形でご対応いたします。
お問い合わせフォームよりご連絡ください。

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