単音で奏でる一瞬の音も、意外と奥が深い。
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→ パワーアップ! ファミコン系(効果音)Power Up! 8bit ( Sound Effect )
この手のレトロな効果音は、ファミコンやそれ以前の
「BGMと効果音を合わせて2,3音」というしょぼい音の時代だからこその音なのでした。
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こんな音源だから、効果音に割ける音なんて殆どが1音。
その一音でキャッチーな音を出そうとすると、早く音を動かすことが増えてくる。
で、その音の動かし方で効果のイメージを作るわけだ。
今回は「パワーアップ」がテーマなので、
それっぽい音を色々と試していたら気がついた。
それは、「短い効果音の中でコードを変えるとステキ」ということだった。
今回の音。
ぴろぴろ動かしつつも一瞬の間に「F→E♭→F」と変化するといい雰囲気。
メジャーでもマイナーでも、sus4でもdimとか、ちょっとひねくっても、
ワンコードだとどうも面白くなかった。
どうやら和音を変えるから生まれるインパクトであるらしい。
ちなみ初代スーパーマリオのキノコの音も試しにコピーしてみたけど、
あの発想はすごいわ。キノコ取る間にコードが3つ入ってた。
録音して1/3ぐらいのスピードで再生するとよくわかるので、
興味のある方はチャレンジしてみるべし。
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