カメラ売り場のフィルムコーナーが、最近どんどん小さくなってないか!
フィルム自体は無くならなくとも
フツーの値段でフツーに手に入ってフツーに現像できる
今のうちにガンガン撮ろうぜ!
1:フィルムの入れ方
2:絞り・お天気マーク・距離の合わせ方、シャッターの切り方
3:LOMO 135Mで撮った写真、オススメ使用法
4:フィルムの巻き戻し方
(↑クリックでそれぞれの項目へジャンプできます)
※以下の画像は、すべてクリックで拡大表示できます。※
※カメラ個体によっては、同じLOMO 135Mでも色や形に違いがある場合があります※
ちなみに、この記事の画像は作例・フィルム装填部分以外すべてAGFAPHOTO Sensor 830sの写真です。
2007年公開のものに、加筆した記事です。
1:フィルムの入れ方
本体下のロックダイヤルを赤ポチに合わせます。
つまりロックが外れたということ。
カメラの上半分と下半分を
それぞれしっかり持って、だましだましゆっくりズラしながら
パカ〜〜ッと開けます。
フィルムの向きは、突起を上に。
右側にセットして、
左の柱(スプール)のミゾにしっかりと!差し込みます。
カメラの上半分と下半分を合体させます。
ミゾが左右両側ともきちんと噛んでるか気をつけて、あせらずゆっくり。
閉まった!と思っても、スキマがこっそりできてないか確認!
本体下のロックダイヤルを、黒ポチにあわせます。
つまりロックしたということ。
そして、このダイヤルが締まってるか確認!
これを締め忘れるとフィルム空回りなどの原因に。
さっそく撮影!…の前に!
2:感度・絞り・お天気マーク・距離の合わせ方、シャッターの切り方
感度
入れたフィルムの感度(100とか200とか400とか)を
カメラ側にも設定してやるわけですが…
このカメラ、ISOじゃなくてDINかASAなのね!
簡単に言うと、DINは独規格、ASAは米規格、ISOは世界規格なんだって!
詳しいことはともかく、ASAとISOはだいたい同じなんだって!
というわけで、
入れたフィルムとだいたい同じASAの数字に、銀のレバーを動かして合わせます。
絞り
黒いギザギザのついたリングを回して、絞り設定。
このリングがむんぬすごぃ固い!(うちのだけか?)
爪おされしてる人は、カメラを買う前にココを試してみた方がいいかもよー。
感度を合わせた時の、レバーと共に動いてたイラスト。
これは、絞り数値と連動してるから
数字よくわかんないときは、
撮りたいもの(とその周辺)の明るさと、イラストから想定される明るさを合わせれば
写真が変に白飛びしちゃったり、暗く写っちゃったりしないで済む。
しかしまぁ海辺でぽつんと体育座りした人とか…伝わりにくい絵だなw
お天気マーク
撮りたいもの(とその周辺)の明るさと、お天気マークを合わせます。
黒いリング(細い方)を回して、天気の横に緑がつくように。
うちのはお天気マークが薄れちゃってるるる〜。
距離
撮りたいものまでの距離を、
黒いリング(太い方)を回して、数字と白線を合わせます。
さあ!いよいよシャッターを切るところ
巻き上げダイヤルを矢印の方向へぐりぐりと回します。
LOMO 135Mのおもしろいところは、1シャッター=1巻き上げではないこと。
ダイヤルを限界まで回すと、8回くらい連写でシャッター切れます。
ただし。
この巻き上げ機能がけっこう壊れやすいらしいので
どうしても連写しまくりたい時以外は
限界まで巻かず、1〜2回シャッターを切れるぶんだけ巻いて使った方がいいかも。
軽く押すだけでシャッター切れるのはいいんだけど
じゃきぃぃいっっっっ!とすごい音が出ます(フィルムを巻き上げる音)。
うるさくしてはいけない場面でこのカメラはムリ。
しかしそんな難点もふっとぶ写りですよ!
3:LOMO 135Mで撮った写真、オススメ使用法
なんといっても一番のオススメは、マシン!
建築物とか!
くっきりパキっと撮る紅葉もいいよーーー!
カラフルな場面も!
トイカメラなんて言うには失礼じゃないか!
…と思うけど、意図しないコマかぶりも多かったりするのねー。
そこがおもしろくもあるんだけど。
ずっしり重いボディに、豪快きわまりない巻き上げ音。
バイク好き車好きメカ好き建築好きさんは、これで自慢撮りなど!
LOMO 135Mで撮った写真をもっと見るなら→コチラ。
4:フィルムの巻き戻し方
撮り終わったら、フィルムを巻き戻します。
まだそんなに枚数撮ってないのに、
巻き上げダイヤルがどうしても動かないよ!!!
そんな時も
ムリヤリ巻き上げてフィルムをちぎらないうちに
巻き戻してしまえば、今まで撮った分は救われます。
巻き戻すにはまず、
カメラ底の小さなダイヤルをゆるめます。
ゆるまると、巻き上げと同じ豪快なサウンドが響き渡ります。
そしてカメラ底の、巻き戻しレバーを引き上げて、
矢印の方向へくるくると回していきます。
だんだんレバーが重くなるし、うっかり手を離すと戻っちゃうけど慌てないで!
無理矢理にならないよう注意して、しっかり巻いていきますと
…あるところで軽くなる。
軽くなったら巻き戻し完了!
フィルムを入れた時と同じ手順で、カメラを開け
フィルムを取り出して現像・プリントに出しましょうーーー!
現像やプリントは、
写真屋さんはもちろん、ネット注文の現像ラボ、カメラ屋さんで受付てることもあるし
いわゆる家電量販店でもできちゃうぞ!(ついでにポイントもたまる場合も)
というわけで、今のうちにLOMO 135Mの使い方でしたー。
LOMO 135Mで撮った写真をもっと見るなら→コチラ。
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