打ち込みなのに素晴らしき生(っぽい)ベースの世界。
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→スピーディーな浮遊感(BGM)Speedy Hover Machine Music
(48kHz 24bit)
今回は曲解説ではなく音源解説です。
TrilianというSpectrasonicsによるベース専用音源です。
実は今までは自分の中でシンセベース以外の
ベースの音色を使う時に毎回どの音にするか
迷っていたのですが、これでその手間からは
解放されるでしょう。
その位よい音源だと思います。
ベース音源というと、どうやって奏法を制御するかが
各社の個性が現れる所ですが、Trilianは
自動制御+キースイッチ方式のようです。
スイッチとなる鍵盤を押さえながら弾くと
それに応じた音色に切り替わるってやつですね。
この曲のベースはこういうデータになっています。
昔ながらのMIDI打ち込み職人が見たら卒倒しそうなほど
適当なデータに見えますが、これで生々しいベースが
出ちゃいます。
黄色の丸は近い音を引きずって弾いて、
自動制御によってスライド奏法になっています。
そして青丸はミュートノイズのスイッチです。
打ち込みによるベースの生々しさは
ミュートにかかっているといっても
過言ではありません。
そのミュートが絶妙な音、しかも
ラウンドロビンといって、複数の音が弾く度に
入れ替わるため、連打しても「同じ音」が出ないので
打ち込み臭さがかなり消えます。
今回はベースは1小節のループなので
奏法というよりも曲の方に打ち込みらしさが
ありますが、今度もっと生々しい
スラッピーなベースを打ち込んでみますかね…。
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→あれこれ思案・ 考え中…(BGM)Thinking Music
(48kHz 24bit)
ちなみにこちらのアコースティックベースもTrilianです。
指を弦から離した時のノイズがすごいそれらしさを出してくれます。
【ソフトシンセサイザー】●SpectraSonics Trilian 【Ik Multimedia R.A.W. Style Pak 1枚プレ… |
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