VOCALOID 初音ミクをDP8で使う

まずは説明書を読む所から。

DAW上でソフト音源を鳴らすのは一般的ですが、
歌う音源は言葉を扱う部分で各社色々な方法があります。

例えば、EASTWESTのQuantum Leap Symphonic Choirs(QLSC)は
音程はDAW上から、言葉とイントネーションはプラグイン上から
制御します。この方法のメリットは、音に関するMIDI情報が
他のパートと一緒にDAW上に並ぶので他のパートとの兼ね合い等が
把握しやすいところ。
デメリットは、歌っている途中で再生を止めた場合、
次再生すると歌詞だけは続きから始まってしまったりして
長いうた等は難しい点。

※音源としては、QLSCはクワイヤ音源なので、
リードボーカル系のVOCALOIDとはまず全然違う製品です。

ではVOCALOIDはどういう制御でしょうか。
そもそも「VOCALOIDがMacでも使えるらしい」という
ぼんやりした情報だけで買ってみたので
DP8での使い方は右も左もわからなかったのですが、
使ってみたら殆ど説明書もいらないくらい簡単でした。

20140420vocaloid
(クリックで拡大画像が表示されます)

ソフト音源としてインストゥルメンタルトラックで
Piapro Studioを立ち上げる。
これはテンポシンクしたVOCALOID用シーケンサーみたいなもので、
VOCALOIDに関してはノートデータやベロシティ等も
全てこちらに入力する。
DP8側からノートを挿入する事は出来ないみたいですが、
MIDIデータのインポートは出来るみたいなので、
DPでMIDIデータをシンセ音で作って
Piapro studioにインポートという事は出来そうです。

今回はメジャーな所で初音ミクを使ってみましたが、
張った感じの声のライブラリは少し使いこなしが難しそうです。
上の動画で使った様な、ソフトな声のライブラリは
ほぼベタ打ちでも素直な発音でした。

はてさて、これが果たして今後の制作に
活かせるかはまだ未知数ですが、しばらくいじってみようと思います。

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