ピンボケしていますが、我が家唯一のアナログシンセ、
Moog SlimPhattyです。
これはラックマウントして使っていたのですが、
ラックの上にクリップ式の扇風機をつけてまして、
先日そのクリップがいつの間に折れたらしくてですね…
どうも、このツマミに直撃したみたいなんですよ。
わかりにくいのでツマミを抜いてみましょう。
ぐにゃり。
曲がっているだけならまだしも、
電源を入れて回してみると数値がうまく変化しない。
壊れたー!
というわけで、一度開けてみて修理できるならする、
交換が必要なら交換にチャレンジしましょう。
フォンジャックのところにはワッシャーが入っているので
元に戻すときには忘れずに。
この中を音声信号そのものが大きくなったり変調したり
しながら音の出口に向かっていくんだもんなぁ。
コネクタや外すネジなんかは写真に収めておくと
元に戻すときに悩まなくてすみます。
ネジは長さに気をつけましょう。このシンセは迷うところなかったけど。
メインらしきボードから電源部にしっかりしたアースが。
作業時邪魔なので外しておきます。
このクリップみたいなスペーサーが抜けずに難儀しましたが、
矢印のあたりをラジオペンチで握ってグリグリ回すと外せました。
さてさてたどり着きまして、左側の銀色のやつがそれです。
スイッチのシートを取るとそこには…
なんと半分に割れたロータリーエンコーダーが。
ぐにゃーっと曲がってますが、つまむ方は曲がっているものの
土台側の軸は曲がっていないらしく回せました。
これ、曲がっているのさえ我慢すれば機能部は回復できるかも。
外れてた部分をはめて、ツメを開いて固定。
んで、元に戻してみたところ、
Moog SlimPhattyに扇風機が落ちてきてバリューつまみが死んだやつ、ツマミは曲がったままだけど機能復活に成功!うれしー! pic.twitter.com/gpdh2Szhb0
— カワヅ (@necobut) 2017年6月28日
無事動作しましたとさ。
まあ曲がっているので見た目はちとアレですが、
機能的には元どおりでほっと一安心であります。
いつかはMinimoog Voyagerを…とか言っている間に
生産終了してしまいましたなぁ…。
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