レーシングカー走行音 ドップラー付き(効果音ミニ解説) Race Car with Doppler Sound Effect

(作り手的に)お気に入り。


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レーシングカー走行音 ドップラー付き(効果音) Race Car with Doppler Sound Effect
(48kHz 24bit)

レーシングカー系の音、ずっと欲しいなと思っていたんです。
何度も出場したスーパーママチャリGPでもフォーミュラニッポンや
スーパーフォーミュラのデモランがあったので、
録音してみようと思ったことはあるのだが、当然のことながら
実況放送や観客の声などがかなりの音量で入ってしまうので
まともに録音はできませんでした。

…じゃあ作っちゃおう!
ということで着手。

20150324ms
音源はMassive。
3つのオシレーターを使って
全て異なる音程の変化をつけました。
車はたくさんの回転したり動作する部品があり、
全てが一律に音質変化するわけではなく、
それぞれの動作の仕方によって違う変化が起きるので
そのシミュレーションとして3つ別の変化をつけた。

ノイズものせようかと迷いましたが、
この後の段で歪みを付加するので
うるさくなると思いやめました。

20150324tr2
その歪み付加部のTRASH2です。
派手に音を変化させるというよりは
全体的に荒々しくする感じの歪みを付加しました。

20150324dp
最終的には飛び道具のDopplerでまさしく
Doppler効果を全力で発揮していただきます。

20150324
最終的にミキサーのインサートがすごく多くなりました。
上に書いたものに加えて低音増幅用のRenaissanceBass、
リバーブはDoppler内部とは別にIR-Lで、
そして通過中のものすごい音量過多を表現するために
L3でガッツリと潰して持ち上げます。

もっと袋小路にはまりこんであーでもないこーでもないと
なるかと思いましたが、予想外に意図した物が
できて驚いております。
Dopplerプラグインによって通過する空気が
簡単に演出できるようになったのは大きいです。
Wavesさまさま。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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