煙玉を投げてドロン!(効果音ミニ解説)Ninja Smoke Bomb 2 Sound Effect

ドロン…!


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煙玉を投げてドロン!(効果音)Ninja Smoke Bomb 2 Sound Effect
(48kHz 24bit)

煙玉系のエフェクトは今までも作った事がありますが、
今回の音は地面に投げつけた時の
小さな爆発がいい感じになりました。

いわゆる「ボム!」という感じの音で、これは
Massiveのフィードバックという機能を使って実現しました。

Feedbackのとは、信号を一旦通った場所に
再度戻す事によって激しい変化が得られる機能なのですが、
なかなか説明が難しいですね…。

ギターのフィードバック(ライブ等でギタリストが
アンプにギターを近づけて「ヒィィィィィィイン!」
と鳴らすやつ)も同じで、アンプから出た音を
ピックアップで再度拾ってループさせる事であの音が出ます。
マイクのハウリングも同じ原理です。

20141112massive
このルーティングの使い方によって
全然違う効果になります。今回は立ち上げた初期状態で、
Amp/Panセクションからフィルター1,2に戻っています。

今回はフィルターを使っていないので、
音声信号が何度もループすることで信号が飽和して
本来鳴っていない「ブウー」という低い歪みが
出てきます。微妙なさじ加減でかなり鳴りが変わるのですが、
最初にブーンという音が前に出て徐々に元の
音声が出てくる(フィードバックがおさまる)
位の所を狙って調整します。

その後の余韻部分は「ボワンボワンボワン」というイメージで
ピッチを揺らがせてみました。

ただの爆発音だけだと味気ないので、
「シュッ」という地面に投げつける音をつけて
(これはシンプルなノイズ)
完成です。

フィードバックはルーティング次第で
もっともっとぶっとんだ音が出来るので、
変態サウンドを作るにはフィードバックを覚えると
いいでしょう。(最近ようやくフィードバックの使い方を
知ったnecobitであった…)

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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