タイトルコール ギュィーンと集まる (効果音作り方ミニ解説) Title Impact 5 Sound Effect

ちょっとシンセっぽいお話です。


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タイトルコール ギュィーンと集まる 効果音 Title Impact 5 Sound Effect
(48kHz 24bit)

遠くから飛んで来て段々スピードが落ちて
目の前で静止、そんなイメージをまず思い浮かべまして。

20140926massive1
赤丸の部分、全部「青の1」が割り当てられていますね。

20140926massive2
「青の1」の中身はこういう右肩下がりのエンベロープです。
これが色々な場所につながっていて
一括してパラメーターを変調(モジュレーション)させています。
変化させているのはこの画面ではピッチ、フィルターの開度。
Massiveの場合は1つの要素から複数のものを
モジュレーションできるので便利です。

20140926massive4
緑の6は右肩下がりのLFOで、これが
「キュンキュンキュンキュン」という細かい
音程変化を作っています。
ここにも青の1がLFOのRate(スピード)につながっています。
これで、「段々遅くなる」変化が作られます。

20140926massive3
緑の6はパン(定位)のモジュレーション用です。
左右にオートでパンニングしますが、
ここにも青の1がつながっているので、
「段々変化が遅く、小さく」なります。
これによって最初は左右にすごいスピードで
動いていた音が段々ゆっくりと真ん中に
寄ってくるよう変化しています。

その後にチョコチョコとエフェクトも加えていますが、
基本的な作り方はこんな所です。

Massiveの面白さはこのモジュレーションです。
皆様お試しあれ。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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