サッカー 必殺シュート!(効果音作り方ミニ解説)Soccer Exaggerated Shot Sound Effect

「くらえー!」
ドッシューーーーー「な、なんだこの回転はー!?」ーーーー
—-「き、消えた!?」「な、なにィ!?」ーーーーーー
「わあああああー!」ーーーーーズサッ!

そんなにしゃべれるなんて
どれだけ遠くからシュート打ってるんですかね?


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サッカー 必殺シュート!(効果音)Soccer Exaggerated Shot Sound Effect
(48kHz 24bit)

この音は、全部で5つの音で一連の音が出来ています。
・ドーン1(インパクトの瞬間)
・ドーン2(インパクトの瞬間)
・シューーーーン(飛んでる所)
・ギョルルルルル(凄そうな音)
・ズサッ(ゴール)

それぞれの音の作り方はおいておいて
(いいのか?)

最近色々な所でチョコチョコ使う、
「サイドチェイン」について。

サイドチェインはいくつか使い方があるみたいですが、
ここでは「あるトラックの音量を別トラックを使って制御」
しています。

20140210sidechain
音の本体は、左から2番目のトラック、
滞空中の「シュオーン」の音です。
この音、空中を飛んでいく音なので、
シュートを打つ瞬間の「ドーン」の時は
まだなっていなくていいですよね。
その後、ボールが空中を飛び始めてから
シュオーンとなっているのが理想です。

そこで、
まず「シュオーン」のトラックにサイドチェイン対応の
コンプを立ち上げます。

「ドーン」を「シュオーン」の
コンプにサイドチェインします。(青丸と青矢印)

すると、本来元のトラックのレベルが反映される
インプットにサイドチェインした「ドーン」
の音が入力されます。
この信号がスレッショルドの値に達すると、
「シュオーン」の音にコンプがかかり、
音量が抑えられます。

つまり「ドーン」の音がある程度の音量以上で
なっている間は「シュオーン」の音が抑えられていて、
「ドーン」が減衰すると「シュオーン」が大きくなるわけです。

このやり方はどちらかの音を優先的に聞かせたい時に有効です。
4つ打ちダンス系のトラックで、ベースがバスドラの隙間を縫う様に
「ぅんばーぅんばーぅんばーぅんばー」ってなる奴も
これと同じやりかたです。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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