桜の花見ながら不忍池をぐるりと 2(KLASSE S)

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薄曇りの空に、ぼんやり暖かい空気、ちょびっと冷える風強く、
うっすらカラフルなここは夢か!
(→ その1からみるならコチラ)
去年の上野公園の桜写真その2。
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正直ほんと、写真撮ってるその瞬間は
「これで天気が良ければなーーーーーーー」
と、さんざん思ってた。

しかしまあ…1年近くも経って、写真を見返してみれば、
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曇り空ならではの光加減が、
樹々に花々の伸びる動き、そしてその周りの色までも
あらあらびっくり引き立てること!

そんでもって、ここで初めて気がついたのは
KLASSE Sは水面を描くのがお上手!
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精緻な写りなのかどうかは知らないが
風にさざ波のこの質感は、大満足ですよ。

もちろん、寄った感じもステキ。
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ぱかっ!と開いた花びらの勢いは
そのまま実になったみずみずしさを連想させて
ちっとも儚いイメージじゃなくなる。…つまりおいしそう。

水面のある桜の風景で、お楽しみなのはやっぱりコレ。
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花びら溜まりポイント!
…あんまり近づいてよく見ちゃうと、ただの淀んだ水溜りでもあるので
適度な距離感で、ちょいと明るめに飛ばし気味に…。

意外とカラフルな白鳥ボートを背景に。
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暑すぎず寒すぎずに加えて、春の強風で空気感の密度が濃くなって
…つまり何となく眠くなってきちゃうと
ますます現実感が失せて面白い上野。
なんでしょうねこの地味で独特な雰囲気。

やっぱり水面に満足な今回の写真。
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写りは、少々のっぺりすぎるかもしれない。
にも関わらず。
触感が強い色合い(と言うのか)+妙な遠近感+そのくせ透明感

これはフィルムだからなのか?
良く撮れてる性能の良さ+なぜか写実的になりきってない
この感じはお気に入り。

弁天堂の、屋台が立ち並ぶあたりに
学校っぽい時計としだれ桜。
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学校イメージの文字盤なのに
花の濃いピンク色のせいなのか…
(写真に写ってないけど)お祭り的な屋台のせいなのか…
お酒が欲しくなりますな…

カメラ:FUJIFILM KLASSE S
フィルム:NATURA 1600
使用アプリ:Aperture App (¥6,900)

その3へつづく〜
→ その1はコチラ

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

1件のコメント

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