PENTAX K-7、AF調整でジャスピンに!

新宿のペンタックスフォーラムに行って来た。

AFをもっと信用したいんです

XZ-1を買ってからというもの、
K-7よりもXZ-1の方がピントバッチリの写真が多い気がして、
K-7ではMF率が高かったんだけど、
どーにも気になったので、新宿にあるペンタックスフォーラム
にレンズ2本とK-7を抱えて行き、オートフォーカスを調整してもらった。

説明をうけた作業の流れ

本体とレンズのピントを、
ターゲットにAFを合わせてそこから+-を調整するのではなく、
「工場出荷時の状態」を基準にどれだけずれているか検査する。
 ↓
その場で出荷状態と同じまで調整できる範囲内であれば調整。
この場合の料金は1050円。
工場に送って調整する必要がある場合は別料金。

その場で直せる範囲なら直してもらい、
工場送りならまず見積もりをもらうという様に
お願いしてから1時間半。

検査結果は、レンズ2本は良好。
本体が少し後ピン(ピントが後ろにずれてる)だったそうな。
検査と調整代で1050円なり。チーン。

興味深かったお話

もっていったレンズはFA35mmとDA18-135mm。
片方はフィルム時代からあるレンズ、
片方はデジタル専用レンズ。

FA35は、圧板を使ってのばすとはいえ、
多少のたわみの出るフィルムの為に作られたレンズで、
完全フラットなセンサーをターゲットとして作られた
DAレンズに比べて、誤差許容範囲が広いのでご了承下さい、というもの。
はー、なるほどねー!

というわけで、テスト撮影だ!

作例(猫)

作例は全てAFオンリーで、中央一点AF。
クリックで1280サイズに拡大します。


FA35mm F2解放

鼻先にピントキター!!!!!
絞り解放では耳毛の所は既にふわっとして来ているというピントの薄さ!
まさに 超 立 体 !


FA35mm F3.5

F3.5まで絞ると、耳毛まではっきり写る。
全体としてもフワっとした感じが抜けてくる。


DA18-135mm
36mm F4.5

しまった、DAに合わせるつもりで一つ上の写真は
F3.5にしたのに、36mmだとF4.5が解放じゃ無いか。

F4.5までくると、かごの後ろもクッキリして来る。
どちらが好き?と言われるとやっぱりFA35かな。


DA18-135mm
36mm F4.5

とはいえズームレンズでもこれだけ立体感を出せる。
アイロンをかけたようなピシーっとした写り!
なによりAFが速い!


DA18-135mm
18mm F3.5
AFが速いからこういう一瞬も切り取りやすし。


DA18-135mm
18mm F3.5

アンニュイねこびたまもこの通り。
調整前とはまるで別物のジャスピン率!

目の模様までクッキリバッチリ。

いや、本当にやってよかった。
全ての写真好きは、レンズの性能を疑う前に
まずはAF調整をすべし!

ペンタックスフォーラムにあったK-5II、いいなー。
2年位してフルサイズが出たらガクンと値段が落ちるだろうから、
そしたら欲しいな。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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