カメラ売り場のフィルムコーナーが、最近どんどん小さくなってないか!
フィルム自体は無くならなくとも
フツーの値段でフツーに手に入ってフツーに現像できる
今のうちにガンガン撮ろうぜ!
1:フィルムの入れ方
2:絞り・お天気マーク・距離の合わせ方、シャッターの切り方
3:SMENA8Mで撮った写真、オススメ使用法
4:フィルムの巻き戻し方
(↑クリックでそれぞれの項目へジャンプできます)
※以下の画像は、すべてクリックで拡大表示できます。※
※カメラ個体によっては、同じSMENA8Mでも色や形に違いがある場合があります※
ちなみに、この記事の画像は作例以外すべてAGFAPHOTO Sensor 830sの写真です。
文庫本とだいたい幅がおんなじ。
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でもレンズ部分が飛び出てるから、かばんに入れる時は気をつけて!
1:フィルムの入れ方
フィルムは最も一般的な35mmフィルムを使います。
カラーでもモノクロでもネガでもポジでも。
まずは裏フタを開けます。
スメハチ本体横の、四角ぽちをスライドさせながら…
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カパっと開きます。
フィルムの出てるところをちょっと引っ張り出して、
向こう側の柱っぽい(スプール)部分のミゾに
しっかりと!ぐっさりと!差し込みます。
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この状態のまま、右上の巻上げダイヤルをちょっと巻いて
フィルムの穴が、ちゃんとカメラのツメにかかるかを確認します。
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ここらで真ん中のフィルムカウンターを
入れたフィルムの枚数+2くらいの数字に
…合わせておいてもいいんですが、けっこう当てにならないのでやらなくても…。
うちのスメハチだけか?そういうのは…?
フィルムが装填されたので、裏フタを閉めます。
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閉める時は、スライドなど気にせずパコンと閉めます。
さっそく撮影!…の前に!
2:絞り・お天気マーク・距離の合わせ方、シャッターの切り方
このスメハチというカメラは、トイカメラとか言われるくせに
思い通りにアレコレ設定することができる子です。
絞り
Wikipediaじゃこんな解説だけど、
まあなんだ、
猫の黒目が、明るいと細くなって、暗いとでかくなるみたいなもんだろう。
黒いギザギザのついたリングを回して、
16とか11とか赤い数字に、赤いポチマークを合わせます。
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お天気マーク(シャッタースピード)
Wikipediaじゃこんな解説だけど、
まあなんだ、
長く目を開けっ放しにすればするほど、見てるものの動きと光の量が多く入ってくるとかそんなかんじだろう。
とりあえずよくわからない時は、
撮りたいもの(とその周り)の明るさが、お天気でいえばどれにあたるか
を、銀のギザギザリングを回して、赤ポチをお天気マークに合わせます。
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合わせた状態が、そのままズレないように気をつけて
カメラの裏側からのぞいてみましょう。
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1/15秒から1/250秒まで。
つまりお天気マークが明るい=まばたきが速い。
1/15秒よりも長〜〜く開けていたい場合は、
Bのバルブ(長時間露光)撮影モードで撮ります。
距離
撮りたいもの(ピントを合わせたい場所)まで、どれくらい離れてるか。
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いちばん太い銀色リングを回して、数字と黒三角を合わせます。
単位はメートル。1m〜∞まで。
カンタンな目測方法は、
自分の身長をよーーーく思い出し、
心の目を駆使して、撮りたいものまで自分いくつぶんか測る。
というわけで、れっつ撮影!
裏の右側にある、巻上げダイヤルをまわします。
カチっと鳴ってダイヤルが動かせなくなったら、1回分巻けたということ。
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そして、シャッターを切……る前に、
レンズの右側にあるシャッターチャージレバーを下ろします。
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いちいちレバー下ろさないと撮れないって不便!
…かもしれないけど、
手順をじっくり重ねて撮るのを楽しむカメラでもある。
(トイカメラなのに!)
で、カメラを両手でがっちり構えて
シャッターを押します!
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シャッターがわりとしっかり深い押し込みになってるのと
チャージレバーが戻る時に、指に当たってしまうということもあって
慣れるまではカメラの持ち方から、ひとつひとつ
確認しながら撮るくらい慎重でもいいかんじ。
3:LOMO SMENA 8Mで撮った写真、オススメ使用法
トイカメラに分類されてることが多いスメハチさん、
くっきりシャープによく写ります。
とか、
意外と普通の写りだった。
なんて言われることも多いけれども。
そうでもないよ。わりと変なカメラだよ。
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たしかにシャープな写りではあるけども
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くっきり写る日常の、しかしどこか非現実的な雰囲気。
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『露出』といえば? コートの中は変態さん。
…それくらいのカメラ初心者だったあの頃!
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毎日毎日見てる景色が、
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カメラをとおしただけで、なんか違う雰囲気になっちゃったら
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そりゃあもうハマるよねぇ…。
ところでこのスメナ8M。
薄暗い室内でもフツーに撮れる!
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八景島のシーパラダイス、ドルフィンファンタジーの奥の水槽。
(この写真は2006年に撮影)
生き物撮るなら当たり前!フラッシュ禁止!の場所だって
ヘタなデジカメよりも全然使えますよ。
電子音がしないぶん、動物もビビらないしな!
そしてもうひとつのお楽しみ多重露光。
シャッター切って、巻上げないまま、またシャッター
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巨大イソギンチャクVSシロクマ
とか。
狙ってやったり、
単に巻き上げ忘れててうっかりおもしろ写真になったり。
シャッターをチャージしてから切る
というひと手間があるから、
決定的瞬間を狙い撮り!にはちょっと向いてない。
(チャージレバーを下げたまま放置すると故障しやすくなる)
のんびりゆっくり手順もたのしみつつ、
偶然のおもしろタイミングと遭遇するスナップな使い方が
いいかも。
LOMO SMENA 8Mで撮った写真をもっと見るなら→コチラ。
4:フィルムの巻き戻し方
撮り終わったら、フィルムを巻き戻します。
まだそんなに枚数撮ってないのに、
巻き上げダイヤルがどうしても動かないよ!!!
そんな時も
ムリヤリ巻き上げてフィルムをちぎらないうちに
巻き戻してしまえば、今まで撮った分は救われます。
銀色の巻き戻しダイヤルを引っ張り上げ、
シャッターを押しっぱなしにしながら
ダイヤルの横に書いてある矢印の方向へ回します。
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回せば回すほど、だんだんダイヤルが重くなって、
それでも回してると突然軽くなる。と、巻き戻った証拠。
フィルムを入れた時と同じ手順で、カメラを開け
フィルムを取り出して現像・プリントに出しましょうーーー!
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現像やプリントは、
写真屋さんはもちろん、ネット注文の現像ラボ、カメラ屋さんで受付てることもあるし
いわゆる家電量販店でもできちゃうぞ!(ついでにポイントもたまる場合も)
ところで、ふつうのスメハチには無いはずの
この黒いフチは…
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自作のフード兼レンズキャップをつけるためのフチ。
(つくりかたは→コチラの記事へ)
というわけで、今のうちにLOMO SMENA 8Mの使い方でしたー。
LOMO SMENA 8Mで撮った写真をもっと見るなら→コチラ。
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