BelOMO AGAT 18kの使い方と写真

カメラ売り場のフィルムコーナーが、最近どんどん小さくなってないか!
フィルム自体は無くならなくとも
フツーの値段でフツーに手に入ってフツーに現像できる
今のうちにガンガン撮ろうぜ!

 1:フィルムの入れ方
 2:ISO・距離・お天気マークの合わせ方、シャッターの切り方
 3:AGAT 18kで撮った写真、オススメ使用法
 4:フィルムの巻き戻し方
  (↑クリックでそれぞれの項目へジャンプできます)

※以下の画像は、すべてクリックで拡大表示できます。※
※カメラ個体によっては、同じAGAT18kでも色や形に違いがある場合があります※

ちなみに、この記事の画像は作例以外すべてAGFAPHOTO Sensor 830sの写真です。

タバコサイズとよく言われますがピンとこないので
ファイヤーキングマグと記念撮影してみました。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真1
この、手のひらすっぽりサイズ&がっちり握れる厚みがいいところ。

1:フィルムの入れ方

フィルムは最も一般的な35mmフィルムを使います。
カラーでもモノクロでもネガでもポジでも、ISO25〜1600まで対応。

このカメラに、フィルムを入れるためには
レンズキャップを外さなければなりません。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真2
キャップにもヒモがついてるのは便利。

両手でカメラを縦に持ち、
向かって右側の矢印くぼみに指をかけ、
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真3
スライドさせたまま、だましだましゆっくり左右に割っていきます。

ぱかー
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真4
レンズのついてる側と、キャップのついてる側で
完全にふたつに分離してしまいます。

屋外で開ける場合は、うっかり落としたりしないようご注意!

フィルムは、レンズのついてる側に入れます。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真5
このあと
フィルムを入れるのに夢中になって、
裏側のむき出しレンズをぶつけたり、
思いっきりレンズに指を突っ込んでたりしないようご注意!
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真6

ではではフィルムを入れます。
さっきからパカパカしている、金属の圧板を開けます。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真7
あんまりベタベタさわると錆びちゃうので、
時々めがねふきなどで拭きましょう。

フィルムを入れる向きは画像のとおり。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真8

えっなにこれ入らないんだけど!…と思うべからず。
ちゃんと入りやすいポイントがあります。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真9
平行にスコっと。

飛び出してるフィルムの先を、ちょっとだけ引っ張り出して
フィルムを入れた反対側にある、
スプール(柱みたいなやつ)のミゾにしっかりと差し込みます。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真10
ここは、本当にしっっっっっっかり差し込んでおかないと
20枚撮れたか撮れないかで、巻き上げられなくなることがあるのです!

巻上げダイヤルを少しだけ巻いてみて
フィルムの穴が、カメラのツメにかかっているか確認します。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真11

そして圧板を…
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真12
閉めます。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真13

フィルムが入ったので、
カメラを元のカタチに戻します。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真14
まずミゾを両側きちんと合わせてから、両手でゆっくり押込んでいきます。

フィルムが入ったぶんだけ、
開けたときよりちょいキツい感じになります。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真15
でも無理矢理はやめて〜。

さっそく撮影!…の前に!

2:ISO・距離・お天気マークの合わせ方、シャッターの切り方

忘れがちになりやすい、ISO設定。
さっき入れたフィルムに書いてあった、ISO感度を思い出して…
(24とか36とかじゃなくて、100とか400とか800とかの数字の方)
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真16
ちょっと動かしにくいけど、黄色いISOリングを回して
白い線に数値を合わせます。

さてここからは、撮るたびに設定するところ。

一番外側が、お天気(露出)リング。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真17
ISO800以上の設定にしてあると、晴天・ヨットマークへはリングが動きません。
無理矢理回さないで〜。

距離設定は、レンズのフチを回して合わせます。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真18
これがわりとゆるめなので(個体差かなー?)
ずーっと同じ距離で撮り続けていても、
時々ズレてないか見直した方がいいかも。

撮るときは、
巻き上げダイヤルを矢印の方向へカチっと鳴るまで回し…
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真19

このストローみたいなのをカチっと鳴るまで押すと、
シャッター切れてます。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真20

巻いたのにシャッターが切れない時!
シャッターを何回押してもカチっと言わない場合は、
巻上げダイヤルをだましだまし進めたり戻したりすると、カチっと言います。
…その1枚はそこで撮れちゃったことになるので
深く悩まずに、次の1枚でちゃんと撮り直しましょう。
なんせハーフカメラですからいっぱい撮れる。

フィルムカウンターの数字が、
24枚撮りフィルムなら48らへん、36枚撮りフィルムなら72らへんに近づいたら
だんだん巻上げダイヤルが重くなります。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真21
数字が少なくても、巻上げに違和感があれば
そこで撮影終了してフィルムを取り出した方がいいかも。

無理矢理巻くと、フィルムが中でぶっちぎれてしまいます。
(経験談)

3:AGAT 18kで撮った写真、オススメ使用法

その大きさといい、片手持ちでシャッター切れることといい
走り(ながら)撮りがとっても楽しいぞ!
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真作例1
走行中に撮って、ブレない!流れない!
…というのが、電子部品のまったくないフィルムカメラの得意技。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真作例2
まー写るんですでも走り撮りだけなら充分できる気がする

歩いておさんぽカメラでもいいけど、
バイクでも車でもジョギングでもなんでも、
自分が動きながら撮った写真の方がAGAT18kの場合はいいかんじ。
(個人の感想だけど)

ただし逆光はニガテ。このへんはトイカメラ好きさんには残念ポイントかも。

AGAT 18k『VTZで走り撮る道』をもっと見るなら→コチラ
agat 18k『VTZ250で走り撮り山』をもっと見るなら→コチラ
BelOMO AGAT 18kで撮った写真をもっと見るなら→コチラ。

4:フィルムの巻き戻し方

撮り終わったら、フィルムを巻き戻します。

まず、巻き上げダイヤルの内側、マンホールみたいな円。
ここを指2本のハラでうにっと回し、赤い点に合わせます。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真22
合わせると、マンホールがうにっと浮くよ。

マンホールは浮かせたまま、
フィルムカウンターのおとなりにある円から、
レバーを上に引き上げます。
BelOMO AGAT 18kの使い方と写真23
このレバーを矢印の方へくるくる回す…と
どんどんどんどんレバーが重くなっていき、あるところでいきなり軽くなります。
軽くなったら、巻き完了。

フィルムを入れた時と同じ手順で、カメラを開け
フィルムを取り出して現像・プリントに出しましょうーーー!

現像やプリントは、
写真屋さんはもちろん、ネット注文の現像ラボ、カメラ屋さんで受付てることもあるし
いわゆる家電量販店でもできちゃうぞ!(ついでにポイントもたまる場合も)

というわけで、今のうちにBeLOMO AGAT 18kの使い方でしたー。

AGAT 18k『VTZで走り撮る道』をもっと見るなら→コチラ
agat 18k『VTZ250で走り撮り山』をもっと見るなら→コチラ
BelOMO AGAT 18kで撮った写真をもっと見るなら→コチラ。

楽天でロシアカメラと言えば、やっぱこの店がおすすめ。
プレミアムギア

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください