AUXトラックを使って、丸いけど丸くない、ちょっと丸いサウンド。

昨日の動画の音について。

実はちょっと今までやった事無かった発想で
ミックスしてみた。
ひょっとしたら常識的なものなのかもしれないが、
面白かったのでメモ。

まず、音源はSC-8850一台。
ベースに若干のフィルターをかけた以外は
ほとんど元の音そのまま。

イメージとしては、スーファミの
チープなんだけどまとまりの良い音。

スーファミはサンプリング周波数が32kHzなので、
ややこもった感じの音がする。
そこで、まず最初に2Mixにまとめた後の音にハイカットの
EQをかけてみると、いい雰囲気だったので、
これを土台として混ぜて行く。

こんなイメージ。

しかし途中でどうしてもチープというより
安っぽさが目立つしょぼい音に向かってしまった。

丸い音ながら、スパイスの様に
抜けてくる音に出来ないものだろうか。

と、そこで思いついたのがこちら。

AUXイメージ

空間系のエフェクトはハイカットを通さずに
マスターに送ってみると、これが正解!

元の音はいい感じにまるっこいけど、
リバーブの残響成分が明るいので、
アンビエント的な高音がきれいにのった。
ヽ(゚▽゚*)乂(*゚▽゚)ノ
後はサクサクっとまとまったので、
動画にのせて、完成!

しかし、ウチのPowercore Compactは
フィルター系やディレイ系のエフェクトを
使うとすぐキャパオーバーしてしまうので、
パワーコアを追加して強化したいなー

…なんて思いつつ、スタンダードなプラグインの
Wavesシリーズも人の家で触らせてもらったら
ああ、これはスタンダードになるわ。という感想。
簡単にやりたい事がやれるのはすごいなぁ。

欲しいものは尽きないnecobitであった。
でも結果的に買っちゃったのはiPod touchだったりする。

ちなみにタイトルの「AUX」、
読み方は「オグジュアリ(Auxiliary)」が正解。
「えーゆーえっくす」じゃなくて「おぐじゅぁりぃ」と読むと
ちょっと通ぶって聞こえるぞ!

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作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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