猫の撮り方、下手な鉄砲乱れ打ち大作戦(E-520)

E-520にOMレンズをつけてしばらくたつ。

今まではレンズの暗さが災いして部屋で猫と遊びながら
写真を撮ると、何か流線型の物体が写っていたのだが(つまり撮れてない)、
今つけているOMレンズはF1.8と明るいので(Zuiko MC AUTO-S 50mm F1.8)
アクティブな猫の撮影にチャレンジしてみた。

OMレンズをつけるとマニュアルフォーカスしかできないけど、
片手にカメラ、片手に猫釣り用のおもちゃとなると、
ピントは変更できない。

20101230cat_01.jpg

そこで、あらかじめ手近なもので大体のピントを合わせておいて、
後は運に天を任せてシャッターを切る事にした。

最初からワンショットでうまくいくなんて期待は持っていないので、
シャッターは連射モード。
写りに関しても、まずは猫と判別できる写真を撮る事が目的なので、
ノイズ覚悟のISO1600と(感度を上げるとノイズが増える)、
マウントアダプター的にはお勧めされていない絞り開放(F1.8)にセット。
(推奨はF2より上)
ライブビュー(液晶表示)はシャッターが遅れるのでファインダー撮影。 
 
その結果がコチラ

20101230cat_02.jpg

大量の失敗写真である。
この中から砂金を探す様にベストショットを掘り出すのだ。
 
 
 
カチカチ(画像プレビュー中) 
  
 
 
…カチカチ 
 
 
 
 
…カチ…!
 
 
 
 
20101230cat_03.jpg

ピントもピッタリじゃないし、ブレまくっているが、どうだろう、この顔。
狂喜を感じる…!

90枚位撮ってまともに写ったのは片手で数えられるくらい。
この撮り方はデジタルじゃないと出来なかったなー。

他の写真は「日めくり猫ら」で紹介して行く事にしよう。

このMFであらかじめピントを合わせる撮り方は「置きピン」という
ちゃんとした名前がついているらしい。
デジカメのレンズでF2を切るレンズは結構諭吉に頑張ってもらわないと
手に入らないけど、マウントアダプター+フィルム用レンズなら
諭吉はいらない。場合によっては夏目数枚でいけちゃうかもしれない。
necobitはレンズをもっていので、準備したのはマウントアダプターだけ。

しかし、こうなってくると現代の明るいレンズも試してみたくなるなー。
シグマの30mmF1.4(Amazon)
とか、試してみたい。

楽天市場でOM/フォーサーズマウントアダプターを検索

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください