オリンパス XA2の修理(CdSセル交換)にチャレンジ!その3

前回、買ってきた露出を制御するCdSセルがケースに収まらない事が判明。
さて、解決策を考えよう。
 
 
 

 
 
 
コレダ。
 
 
 
 
 

 
がりがり、ぎゅーん。
(実際にはバイスに固定した) 
 
 

はい、見事収まりましたぞ。
 
201009xa2cds_25.jpg
こちらは換装前の状態。ちょっと付け方と表面積は変わったが、
がっちりと固定できているのでよしとする。
 
さあ後は元に戻すだけだ。
 
 

 
戻す時の注意点その1。
ここのバネをCdSのケースの上側にひっかけること。
多分だけどこれをやっておかないとシャッターが
切れない事があったりなかったりするかも。
 
 

 
注意点その2。
そのまま組み立てると矢印左側にある歯車に引っかかっている鍵の部分が
外れて上の歯車に引っかかった状態になるので、
元に戻す時にちゃんと下に引っ張ってから戻す。
 
 

 
CdSケース裏のCdSを抑えていた部品は雑なハンダの結果、
スペースの都合により装着できない事態に。
まあがっちり固定されているので大丈夫でしょう。
 
 
後はこれと言ってトラブルも無く、組み立て完了。
早速テスト撮影をする。

20100918xatest1.jpg
20100918xatest2.jpg

フィルムを家のスキャナでスキャンしたものなので、
画質云々は置いといて、明るい野外は悪くない気がするけど、
暗い所だとえらくオーバーになっちゃうな。
後なんかピントがおかしい気がする。
近くも遠くも合わない様な不思議な感じ。

しかし、明るさに応じて露出を変化させる事には成功!
CdSの劣化という見立ては間違っていなかった!
ヽ(゚▽゚*)乂(*゚▽゚)ノ バンザーイ♪

後は露出微調整と、ピント問題を調べるだけだっ!

だけだ!と言ってからが長いんだけどね。多分ね。
次回、色々微調整。

調整

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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