久々に思わず買ってしまった!という本。
『グランプリ・モーターサイクル The GRAND PRIX Motorcycle 日本版 オフィシャル・テクニカル・ヒストリー』(発行社リンク)
普段本を買っても特に紹介というのはしないけど、
この本は「レーサーって中身どうなってんだろ?」と、一度でも思ったことがある人なら
ものすごく面白い内容になっているので、バイク好きにお勧めということで今回紹介してみる。
フルカラー220ページ/ハードカバーA4
序 文 ケニー・ロバーツ
追 記 バレンティーノ・ロッシ
まずこれだけで本気っぷりがわかるというもの。
本の内容は、WGPが開催されている1949年から2009年まで、
500ccとmotoGPのチャンピオンマシンのメカニズムを解説している。
一言で言うととてもシンプルだけど、
開発の迷いや苦労、
コンピューターが導入されてからの劇的な進化、
逆にコンピューターを使わない時代の職人の勘的な開発の進め方、
チャンピオンをとったメーカーの保守系開発、
それに真っ向から革新的技術で勝負する他メーカー。
常に勝てる実力を要求するライダーと開発の苦労と苦悩。
メーカーのさまざまな思惑と進化の歴史が図解とよく考えられている文章によって
とてもわかり易く解説されている。
necobitはメカ好きだけど、整備士ほどメカニックができるわけじゃない。
それでもこの本はGPマシンが進化する歴史の勉強になるような本なので、とても楽しめた。
一文だけ引用。
この本は1949年から現在に至るGPのトップカテゴリーをテーマにしている。
そこには、ライダーやメカニックやエンジニアが60年以上も、
基本的に同じ問題と格闘してきたことが記されている。
値段はかなり張るけど、資料的価値はものすごく高い本だと思う。マジで。
メーカーから買うと今ならおまけがついてくるそうで。
necobitが買ったときは既にステッカーがおまけだったので、色紙はもうないと思う。
↓amazonだと送料無料。
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