光る剣を抜く・構える(効果音ミニ解説) Draw a Light Sword Sound Effect

ええっ!?あの音がこんな音に!?(テレビショッピング風)


→ この上に動画が表示されていない場合はYouTubeで視聴できます。

この効果音はGumroadで購入できます

光る剣を抜く・構える(効果音) Draw a Light Sword Sound Effect
(48kHz 24bit)

さて、この音の素材が何かと言いますと…

20150423doorstopper
なんと ドアストッパー なんです。
凹凸を机でこするとまるでギロのような音が
出たので録音してみたのですが、その後
作っている本人ですら予想外の方向へ
進んでいってしまいました。

20150423rx
なにはともあれ整音します。
こする方向で音の高さの変化が
逆になったので一応二つ録音しました。

20150423alc1
そしてAlchemyに読み込み、GRANULARで再生すると
劇的に音が変な感じに変わります。
(もちろん変じゃなくすることもできる)

20150423alc2
giro1,giro2という適当かつスペルが間違っている
上昇系と下降系のドアストッパーの音を
フィルターでさらに変な音にします。

このCombPというフィルター、まだ全貌は把握していませんんが
妙にビーンという感じの変化をします。
カットオフを徐々に開いていくようエンベロープをかけます。
これで後半に向けてシュオーンと抜けていくようなイメージに。

20150423fx
そしたら色々とまたエフェクトをかけて
音をこねくり回します。
低音部の迫力を微調整したいときに
違和感の少ない低音を足せる
Renaissance Bassは本当に便利です。

MOTUのAnalog Frangerは初めて使いましたが、
アナログと言いつつも音自体はツルっとした
デジタル的なエフェクトかなぁと思いました。

以上、ドアストッパーがビームサーベルになるまでを
お送りいたしました。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

1件のコメント

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください