シャカシャカ引っ掻く・こする(効果音ミニ解説) Scratch at the Door Sound Effect

参考音源:ねこびたまのドア引っ掻き


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この効果音はGumroadで購入できます
シャカシャカ引っ掻く・こする(効果音) Scratch at the Door Sound Effect
(48kHz 24bit)

猫の「ドアあーけーてー」アピールがコレです。
静かな時に録音しちゃってもいいのですが、
どうせならタイミングや音質をコントロールできる
シンセで作っちゃいましょう。

20150213massive
音源は定番のMassive。
初期状態でボリュームをコントロールしている
4Envをつかって二つのフィルターのカットオフも
同時に開閉しました。うまくはまれば簡単、
しかしちょっと違うなーと思い始めると
ちょっとカーブを変えただけで複数パラメーターが
影響を受けるので若干諸刃の剣的な制御です。

そしてもう一つのポイントは、
左にあるMOTURATION OSCセクションです。
今回はFM変調をフィルター2にかけています。
そして鍵盤の場所で変調具合が変わるように
したので(黄色いKの文字)、弾く高さで
雰囲気がガラッと変わります。
これによって右前足と左前足でちょっと
雰囲気を変えたりできるわけです。

20150213req
続きましてEQ、今回かなり極端にかけました。
ラジオボイス的な感じですが、音源(=爪とドア)
から出る音と共に、ドアや壁を伝って聞こえてくる
音が実は結構大きいのでこうなるのでは…
という推測です。

20150213breverb
最後にとっても大事なリバーブ。
ドライな音では目と鼻の先で爪をとがれる感じで
実際に耳にする音とはちょっと、いやかなり
違う感じがします。

リバーブを付加してみてもまだ近い…
だったら完全にドライを消してしまえ!
とやってみたらうまいこと行きました。
なんだったか忘れたけどもともと短めの
プリセットを調整したものです。

というかドアの傷ガードをちゃんとしないと
しゃーしゃーやりすぎですよ猫。
(=^・ω・^=)

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作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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