プラモン改(ピンホール化)

明日、29日は世界ピンホールデーだ。

一応、学研のピンホールカメラはもっているが、
せっかくなので何か工夫して作ってみよう。

まず、本体のドナーはプラモデルカメラに決定。
彼はもともとプラモデルなので改造が楽なのだ。

一眼レフでピンホールという方法もあるのだが、
OM-1のレンズカバーを開けたら何故か中の
フィルターだけ割れているという事件があったので
なんとなくやめておく。

まずは、ピンホールカメラの命の「穴」を作る。
ちょっと解説すると、ピンホールカメラには
「レンズ」が無い。
小さな穴を通った光をフィルムに焼き付けるのだ。

pr_pinhole_01.jpg
アルミ箔に消しゴムの上で針を使って穴を開ける。

pr_pinhole_03.jpg
右は学研ピンホールカメラの穴。
左がアルミ箔。
穴の大きさは結構適当だ。

pr_pinhole_04.jpg
カメラの上においてみる。

pr_pinhole_05.jpg
グルーガンで貼り付ける。
下手すると回りも溶ける(笑)

pr_pinhole_07.jpg
上に指で押さえる用カバーをつける。
なんで指で押さえるかって、それはシャッターユニットを
取っ払ってしまったので、指シャッターだから。
そんなギャグみたいなことをするのには理由があって、
焦点距離を短くしたいからというのと、
ピンホールの場合、普通のカメラよりも露出時間が
長いので、普通のシャッタースピードのものは使えないのだ。
このカメラの元のシャッタースピードは多分1/125秒ぐらい。

pr_pinhole_08.jpg
アルミ箔をちょっと黒マジックで塗って反射防止。
これで出来上がり。

pr_pinhole_10.jpg
早速試写。

pr_pinhole_test.jpg
ををを!ちゃんと撮れてる!
が、画角が広すぎて周りがケラレてしまった。
しかも穴をふさぐフタが存在しないので、
一度フィルムを装填すると、撮り終わるまで
手を放せない(゚Д゚;)

つーわけで、次の記事では改良工作。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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