アメリカの古い話。
とあるジャズバーを経営するマスター。
昔はバンドのドラマーとして活躍したことも有るが、
今は寡黙にシェイカーを振る毎日だ。
ハタキを持って開店前の準備中。
ドラムもささっとホコリを落とそう。
…そういえばずいぶんと長い間ドラムも叩いていないなー。
つい手に持っていたハタキでスネアを叩くと
なんとも柔らかい音。
今まで聞いた事の無かった音だ。
軽くスネアをなでてみる。
「シャー、シャー」という心地よい擦れる音。
…これを使ってドラムを叩けば、新しいリズムが生まれる気がする。
こうしてジャズのドラムにブラシ奏法が使われる様になったのでした。
嘘だけど。
なんでブラシなんかでドラムをプレイしようと思ったんだろ?
と、色々想像してみて生まれたストーリーでした。
実際の起源はわからない。
偶然か、それともあれこれ実験した結果か。
ドラムはスティックで叩くものだと決めてたら
浮かんでこない発想だよなー。
参考までに、ブラシ奏法の動画。
結構アクティブな演奏だけど、スローなブラシもいいよー。
眠くなるよー。
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