necobit愛用の入力デバイス、Kensington(ケンジントン)の
「Expert Mouse」と「Expert Mouse Pro」。(二人とも使っているので、二つ)
Expert Mouse Proはかれこれ購入から8年ほどたつのだが、
購入当時からなんかおかしかったのが、
左下のボタン(マウスでいう左クリック)のドラッグが時たま
ドラッグ途中で外れてしまうことがあったのだ。
外れてしまうと非常に腹が立つのだが、時たまだったので
「まーそーいうもんかな」と考えていたのだが、
3,4日前から徐々にドラッグの失敗が増えてきて、
もはやドラッグがまともにできなくなってしまった。
苦し紛れに左手で操作してみたり、
右側のボタンを左クリックに設定して小指クリックしてみたり。
当然、無理。
もーなんというか仕事は滞るし腹はたつしでどうにもならないので、
新しいのを購入、する前に、修理にチャレンジしてみた。
こちらが今回の患者。
矢印のボタンがドラッグ不良。
ひっくり返して、4箇所のネジを外す。右下の矢印の場所間違えた。
外したら現れる基盤の矢印の4箇所のネジをまた外す。
つながっているケーブルを引っ張り過ぎないように気をつけつつ、
ひっくり返すと、スイッチが見える。
矢印のスイッチが不良のスイッチ。
スイッチのユニットは、オムロンのD2F-01というスイッチだった。
丁度近くに行く用事があったので、
秋葉原の小林電機商会に行って、初の電子部品を購入。
イメージ的に無愛想かと思ったがそんなことも無く、普通に買えた。
買ってきたスイッチ。予備用含め、4個買った。
ひとつ105円だったかな。
んで、これをひっくり返すと、
ここにつながってるみたいなので、ここのハンダを
グリグリ半田ごてで溶かして、ウラからチョコチョコ
スイッチを引っ張ると、ちょっとぐらぐらしてきたので、
にょっきり出ているところをニッパーでちょん切り、
さらにこてでハンダを溶かしつつ引っ張るとスポっと取れた。
取れたスイッチ。
当たり前だが、外見から不良はまったくわからない。
で、もとあったところに新しいスイッチをさして、ハンダ付けを
すれば終わりなのだが、ハンダ付けなんか全然慣れていないので、
プリント基板をだめにしないように恐る恐るつけていく。
明らかに不恰好ではあるが、どうやらついた模様。
同じく秋葉原で買った、ハンダ吸い取り機も活躍した。(楽天市場へリンク)
失敗して基板上に残ってしまったハンダをこてで溶かしつつ、
これでシュっと吸い取るのだ。ダイソーでもあるとかなんとか。
そして、元に戻す前にこの状態でパソコンにつないで
スイッチを直接押して動作チェックした。
問題なさげなので、パソコンから外してすべて元に
戻して製品状態で動作チェック。
クリック、オッケー!
ドラッグオッケー!
うおー!直った!直ったぞー!
8年悩まされ続けたドラッグ不良がわずか30分の修理で
直ってしまった!
何でメーカーにも何も言わなかったかというと、
最初は本当にたまにしかおかしくなくて、症状の再現性が
かなり低かったので、問い合わせはしたものの、明らかな故障だとは
断言できず、そのままにしてしまったのだ。
ともあれ、これからのドラッグ生活が楽しみでしょうがない。
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これだけ読むとかなり危ない記事だなあ。と思った。
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