MOTU Digital Performer9 (DP9) Windows版を少し使ってみて

かれこれ3年近く使っている初代iMac5kであるが、半年前くらいに

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液晶に一箇所黒いシミがあることを発見。
ドット抜けではないし、スクリーンショットには映らないので
物理的な不具合ではないかと予想。
幸いアップルケアがまだ残っているのでサポートに電話、引き取り修理となりました。

問題は修理期間中の代替作業環境です。
仕事をしないわけにはいかないので…

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主に電気系に使っているWindowsノート(Altair F-13)に
最低限の環境をインストールして作業することにしました。
DPがWindowsも作ってくれていて助かった…。

そしてキー配置や微妙な操作感の違いに四苦八苦しながらも
なんとか修理から戻ってくるまでの数日間を耐え抜いたのでした。
作業してみた感じでは、全体的に多少不安定な感じはするものの
どうしてもダメという箇所は少なく、おおむねちゃんとDPでした。

とはいえ、いくつかは勘弁してくれという感じの不具合があったので
記録をとっておきます。

まずMP3の書き出し。
何も考えずに書き出すと、落ちます。パッと何事も無かったのように。
調査の結果、書き出す場所のファイルパスに2バイト文字(日本語とか)
があるとダメなようです。デスクトップとかディスクの直下に書き出しましょう。

もう一つ、こっちの方が深刻。
(2017.10.6追記、代理店ではこちらは再現しなかったそうです。
トラックボールに設定しているクリックロック等が
悪さをしていたのかも?)
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MIDIエディティングウィンドウでリシェイプツールを使って
ベロシティやコンティニュアスデータを書き換えようとすると、
書き換えられない事があります。
何度かやると書き換えられることもあり、発生条件は不明。
これはあかん!なので、とりあえず国内代理店に報告しておきました。

他、最近MacからWinに乗り換えた友人曰く、
「なんかいつの間にサンプリングレートが44.1kHzに設定が変わっている事があった」
そうです。

Mac並みの安定感とは行きませんが、もう少しバグフィックスが進めば
Windowsで緻密なMIDI編集のできる唯一無二なソフトになるのではないでしょうか。
ついでに国内代理店の広報ももう少し力を入れていただきたいところです。

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作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

1件のコメント

  1. Win版DP10のMP3の書き出しで落ちる件で調査したところこのブログにたどり着きました。このブログに書いてある通りデスクトップに書き出せばできました。記事の掲載ありがとうございました。それにしても、日本語で落ちるなんて古典的なバグですね。ちなみに音声ファイル(24bit 9600Hz)をMP3変換したファイルをWindows標準のソフトで再生すると倍速になっていて、どうなっているんだろうと、TuneBrowserというソフトをダウンロードして再生してみたところうまく再生できました。WidowsはMacに比べて音声系が弱いですね。いろいろ苦労しています。

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