ハイタッチマラソンに参加してギネス記録更新をしてきた

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3月13日にデイリーポータルZとライフネット生命が開催した
ハイタッチマラソンというイベントに参加してきたところ、
思っていた以上に盛り上がって楽しかったので
今更ながら書いておく。

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場所は江戸川区陸上競技場。
西葛西の駅から歩いて15分位。

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メインは午後にやる
「一分間にハイタッチを何回できるか」
というギネス記録に挑戦するイベントなのだが、
個人的には午前中にやる10kmランが目的で行った。

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このアスファルトじゃない、土でもない
走るためにしかれた舗装(?)を大人になってから走れる機会なんて
競技場を使うスポーツをやっていない限りそうない。

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主催兼ギネスチャレンジランナーの安藤さん。
「この1周400mのトラックを25周してください」
「ビンゴカードを渡すので1周ごとに一つ穴を開けてください。
全部開いたら10kmです」
「タイム計測はないので、とにかくケガをしたり無理をしないでください」
というゆるさでの開催。

10kmの部は80名位の参加者がいた模様。
独自のルールとして
「一周ごとにストレートにいる人とハイタッチをして行く」
という決まりがある。

こんな感じ

普通に走ることを考えたら
ここだけペースがめちゃくちゃになるので邪魔なんだけど、
これがかなり楽しい。
ハイタッチの魔法を感じるテンションの上がり方である。

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好きな時にエイドでチョコ、もみじまんじゅう、
ペットボトルの水を補給できる。
お菓子ともみじまんじゅうは途中でいただいたけど、
めっちゃ詰まってきつかった。

25周もハイタッチしていると、
タッチする方もされる方もだんだんだれてくるので、
後半は思いつく限りのネタ走りを披露してみた。

  • 全速力で駆け抜ける→お互い手が痛い
  • クロスステップ→気持ち悪い
  • スキップ→きついしスピードが全くでない
  • 超低空走行→きついしあまりよくわからない
  • 回転しながら走る→苦笑いされる
  • ウィニングラン用の国旗を掲げて走る
        →一周持ち上げっぱなしは相当きつい
  • 正直最後の最後はネタ切れだった。
    でも楽しかった。

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    そしてゴールすると今度はランチパックとジュースがお出迎え。
    ジュースもらい忘れた。
    あと完走賞の缶バッジを貰った。

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    本番が始まるまでの間に
    豪華すぎるパンくい競争が行われた。
    豪華すぎるし、でかすぎる。
    競技の後には「ふるまいパン」という言葉が生まれていた。

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    そしてメインイベントのギネスチャレンジ。
    現時点での最高記録は260回(確か)。
    400人近い人が競技場に沿って並ぶ。その距離300m程か。
    ギネスにおけるハイタッチの定義は

  • 手はタッチされる側、する側のどちらかの肩より上
  • タッチされる手は指先が真上を向いていなければならない
  • 手のひらとひらが当たらなければならない。指だけはNG
  • 「パチン」と音が出なければならない
  • と、かなり厳密。
    手の向きや人の間隔などを
    軽く練習しながら詰めていく。

    ママチャリGPのピットレーンを思い出したんだけど、
    みんなランナーの方をのぞき込むので少し身を乗り出す
    →次の人は乗り出した分見えづらいからもうちょっと乗り出す
    →以下続く
    →乗り出さない人の所で並んだ手が凹っとなる。
    っていうのを繰り返しているように見えたので
    ちょっと当てづらかったんじゃないかなぁ。

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    1回目:慎重になりすぎて伸びず257回
    2回目:豪快に行き過ぎてミス多く236回

    1回ごとにギネス判定員による
    録画ビデオの回数チェックが入るので、
    チャレンジ毎に何十分か待機がある。
    ギネス判定員によるチャレンジは3回目まで。
    後がない。

    そして運命の3回目
    「順当に行けばここらがギネス記録のライン」
    を越えたことは分かった。後はどれだけNGカウントがあるか。
    数十分の判定後、いつの間に準備された会見ボードで発表。

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    「トータルの人数は260回を越えていましたが、
    ノーカウントのミスタッチもありました。

    今回の記録は…にひゃく…(引っ張るギネス判定員)

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    …77回!ギネス記録達成です!」
    って言っていたらしいけど、実際には
    「ななじゅunわあああああああああ(歓声)」
    という感じでみんなの喜びが爆発。

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    そして安藤さんのこの安堵の表情。
    プレッシャーの大きさがわかるというものである。
    この後ランナーの胴上げが自然発生した。
    丁度近くにいたので上げる人をやったが、
    思いのほか重く、ちょっと落とすかもしれないと思ったのは内緒。

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    そしてギネス記録の授与式。

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    正直このチャレンジでこれだけ盛り上がれるものだと
    思っていなかったので自分でもびっくりしたが、
    1、2回目が失敗で最後で成功したこととか、
    3回目1分を過ぎた後もランナーの安藤さんが
    最後の1人までしっかりタッチしていたこととか、
    本気の感動がたくさんあって
    また何かしらのイベントに参加したいと思いえる
    とても楽しいイベントだった。

    そして安藤さんはこの後自分の車に
    ゴミを満載して打ち上げもせずに帰宅したそうな。
    イベント主催の大変さを物語るエピソードだ。

    しかし、こういう楽しさを提供できるというのは
    とても楽しいことだろうなー。
    ライターとかイベンターとかそういうくくりでなく、
    いつかできるようになりたいな、と思った。

    ※セリフは曖昧な記憶を元に書いたので間違っているかもしれません

    安藤さんの書いた記事
    ハイタッチでギネス世界記録を更新しました! – デイリーポータルZ
    DPZ制作のダイジェスト動画

    作成者: necobit(ねこびっと)

    音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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