GPSナビアプリのGeographica、これはいいぞっ!

山に行く人には絶対お勧めできる。

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(家バレ防止のため一部黒塗り)

DIYGPSの作者さんが後継アプリとしてリリースした
iPhone用GPSアプリのGeographica(公式サイト)
AppStoreリンク

購入から数ヶ月たってようやく山に行けたので
簡単なレビューなど。

大きな違いとして、DIYGPSは
アプリをインストールしただけでは何も表示されず
地図データを自分で準備する必要があった。
Geograpgicaは準備中や移動中に
アプリ上で地図を表示させておけば
自動的に取り込んでくれるので、
あとは山中で開けば自分が今
どこにいるのか一目瞭然。

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現在地データを表示してくれる
こんな画面もある。

つまり何も準備していなくても
これを持っていけば山の中での
道迷いが相当高い確率で防げるということだ。
これはすごいことだぞ。

一度迷ってしまった時に山中で自分の場所が
把握できなかったら完全に遭難だ。
それを防ぐ意味でもこのアプリはお勧め。
ちなみに上に書いた機能は全部無料で使える。
作者さんが遭難を無くすためにここまでは
全ての人が使えるようにしてくれたそうだ。

ちなみに取り込む…という言葉に
「何で取り込むの?」と思う人もいるかもしれないが、
山って基本的に圏外の方が多いので、
そういうところだとオンライン前提の
地図は全て使えないのですよ。

中途半端に電波が入るところで
オンラインモードだと新しい地図を
取得しようとするけど通信が弱くて
逆に地図が表示されないなんてこともあるので、
山に入ったらオフラインモードに
しておいたほうがいい気がした。

有料の機能制限解除をすると、
ログを取る回数の制限が無くなったり
地図を保存できる量が増えたりする。
ログ取り大好き人間なので当然制限解除はしたが、
このアプリの真骨頂のルート案内は
無料で使えるという方が驚き。

ルート案内はカシミール3Dで自分で作るか
ヤマレコなどで他人の公開しているルートデータを
インポートする必要があるんだけど、
かなり大雑把にルートを書くだけで
登りも下りも相当正確に到着時刻を
予想してくれる。

そして、しゃべる。

山の移動中に聞こえるようにすると
当然周りの人にも聞こえるので
ちょっと恥ずかしくはあるのだが、
定期的に次のポイントまでの距離や到着予想時刻などを
案内してくれるとほとんど画面を見る必要がないので
どうしても音声オフにはできない。
こればっかりはアップルの準備する音声がもう少し
ナチュラルに喋ってくれるように願うばかりだ。

山中で自分以外からこの音声を聞いたことがないので
アプリ自体の知名度がまだなのか、それとも
みんな音声をオフにしているのかわからないけど、
とりあえず入れておいて損はないどころか
命を救うこともあると思うので、
山に行く人は是非インストールをオススメする!

Geographica AppStoreリンク

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作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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