カラスノエンドウ笛(ピーピー豆)の作り方

笛っていうかリードだけどね。

割とどこにでも生えている雑草、カラスノエンドウ。
こいつにちょっと手を加えるとピーピー鳴る
笛の様なものが出来る。通称ピーピー豆。

2014年5月、動画で解説バージョンも作りました。

動画中のサウンドはすべて自作です。
Gumroadで購入もできる効果音はコチラ

以下、写真と文章で解説!

なるべく太ったやつを一つ採る。
 
 

 
ヘタの所から、背中側の筋を取る。
 
 

 
ぴーっと下まで引っ張る。
途中で切れてもまあ大丈夫。


 
筋を取った側をなるべく奇麗に開く。
筋が途中までしか取れなくて、開く時に
変な方向に切れちゃったら、あきらめて新しいのを採ってこよう。

豆を全部取り出す。
 
 

 
中にある白いやつが残っていると
うまく音が出ないので、爪で奇麗にこしとる。
力を入れすぎると裂けちゃうので慎重に。
 
 

 
ヘタ側を整形する感じにちょっと短く切って
ピーピー豆の出来上がり。
 
で、吹くのも写真に撮っておいたんだけど、
アップなもんだから無精髭とか割れた唇とかが思いのほかリアルで
我ながらゲンナリしたので写真はなし。
 

吹く時は、しっぽ側を口の中に。
殆ど中に入れて、さきっちょだけ口の外に出して、吹く。

リップクリームを塗った時の「んぱっ」とする時の
「ん」の感じで、唇で押さえて後は色々試すと音が出る。
音が出るかで無いかは豆の太さがしっかりあるかどうかと、
豆が途中で横に切れてないか、白い部分がしっかり取れているか等、
色々よくわからない条件が重なって音が出ない事もあるので、
初夏で生い茂る今のうちに試作品を沢山作ってみましょう。

音が出る時はビックリするぐらいでかい音が出るので、
恥ずかしくない環境でおのおのチャレンジすべし。

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作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

2件のコメント

  1. 父と子供の頃、お散歩した時によくこれで遊んでくれました。
    父は上手に鳴りますが、私はいつも音が鳴りませんでした。
    毎年春になるとこの植物を見かけ、父と遊んだ懐かしくて優しい気持ちになります。

    そして大人になった今でも、つい3つ程太った豆を探し採り、一人で練習しますがまだ音が鳴りません。

    こちらのサイトで笛の作り方が細かくなっていたので参考にさせて頂くと共に
    懐かしくなりついコメントさせて頂きました。
    失礼致します。

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