KX80メンテナンス記録 フロントタイヤ交換

前回オフロードを走った時にフロントタイヤが裂けたので、その交換をする。
これができればオフ車全般のタイヤ交換は出来たも同然。

やり方については、タイヤレバーというのが2本あれば多分出来る。
ぐらいまでは調べた。

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交換するタイヤはこちら、ダンロップ(DUNLOP)GEOMAX MX-51F
MX51を選んだ理由は特に無し(´∀`;)
元がダンロップのやつだったので、同じサイズで探して
見つかったのがこれだった。 それだけ。
 
 
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サンバーにはNSR50も乗っているので、降ろすのが面倒だ。
ならば載せたままタイヤだけ外そう。

これが悲劇の始まりだった。

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ジャッキアップして(狭いので車用のやつとフォークストッパーにしている
金具を使った)簡単に外せたー。
 
 
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倒れたー。
 
あの、なんて言うか、前にタイヤがついてない状態で
まっすぐに立て直すのって、不可能に近い。
だって立てた先に踏ん張る場所がないんだから。

さあどうしよう。
 
 
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Nチビをもらってきた時に一緒にもらった
スペアの12インチタイヤ&ホイール。これだッ!
 
 
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エセモタード仕様でどうにか立ち上がるKX。
ここまで引っ張ってようやくタイヤ交換開始。
寒いと思ったのにジャンパーを脱ぎ捨てすでに汗だく。
 
 
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まずはエアバルブのナットを外す。
 
 
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タイヤレバーを使ってえっさほいさと外して行く。

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片側とれた。
 
 
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もう片側もレバーを使ってテコの原理でぱこっと外れた。
かなり順調かもー♪(∩´∀`)∩

ここまでは。

チューブの状態を調べるべく、空気を入れてみようッ!
 
 
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シオマネキ?

うーんと、どうしよう。とりあえず空気は漏れてない気がするから
一度組んで、なんかおかしかったら変えようかな。
 
 
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えーとよくわからんがチューブを先に入れるのかな?
(後で調べた所、タイヤを片側入れてからチューブというのが順当らしい)
 
 
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で、バッコンバッコン入れていったんだが、最後がどうやっても入らない。
全力でレバーをぐぎぎぎぎ…ヽ(`Д´#)ノ
とやったところでびくともせず。

苦し紛れに「エアーいれれば少しは何か変わるかな?」と、

しゅこしゅこしゅこしゅこプシューーーーーー

プシュー

シュー

ュー
 
 
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穴。

ていうかこれ、レバーで開けた穴っぽくない気がするんだけど。
単純に限界?
 
 
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大人しく用品店にてチューブを購入してくる。
「ダンロップのタイヤだからダンロップのチューブだろ!」
と、とにかく同じサイズのものを購入。2160円なり。チーン。
 
 
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一応空気を入れてみる。
やっぱりあんなシオマネキみたいな膨らみ方しないよね。
よし、再チャレンジ。
の前に、一度組み方を調べよう。
 
 
で、色々な人のページを拝見した結果。

 ビードを落とすべし
     さすれば道は開かれん

という事が書いてあった。
ビードというのはタイヤ内側のフチ部分らしい。
 
 
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ビードが落ちていない状態。
矢印の部分のラインに注目。
 
 
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ビードが落ちた状態。
ラインはホイールのリムに隠れた。
 
ナルホド。要はタイヤが内側に押し込まれた分、
反対側をはめる時に余裕が出来るという事だなっ!
 
 
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つるっと滑る様に食器用中性洗剤を垂らす。
ちなみに軍手に洗剤がしみ込んで、手がガッビガビになった。
タイヤを痛めずに滑らせられれば何でもいいっぽいので、
ビードワックスという専用のワックス(楽天市場リンク)なり
シリコンスプレーなりがあるといいかも。
 

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目視でビードが落ちていない場所をつま先でギュッギュっと踏みつけて
落としながらはめて行くと、さっきより遥かに楽に入って行く!
こういうことかッ!
 
ちなみにレバーを使わずにはめられる人もいるらしいけど、
よくわからなかったので大人しくタイヤレバーを使ってはめる。
このはめる時にレバーでチューブをはさんじゃって
穴をあけるパターンが非常に多いらしいので、一回ずつ、
目で見てチューブを噛まない様にやっていく。

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全部入ったー!ヽ(゚▽゚*)乂(*゚▽゚)ノ バンザーイ♪
うれしくて記念撮影。

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はい、さっさと元に戻します。
改めてKX80をなるべくしっかりジャッキアップして、
仮ホイールを外す。

で、元のホイールを入れたら、ここで予想外の事態が。
 
 
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フォークが重力で伸びてしまって、
ホイール側の穴と大幅にズレている。
通常のタイヤ交換であればもちろん持ち上げていれればいいのだが、
ここはサンバーの車内なので、屋根につかえて出来ない。
 
さあどうするどうするどうする。
 

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車体を棒一本で支えさせて、
ジャッキを使ってフォークを縮ませる!
 
 
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これがうまくいって、何とか装着完了ー(;´Д`)ハァハァ 
 
 
なんだかんだで半日近くかかってしまった。
までもやり方はわかったので、
次回は半分位の時間でできるんじゃないかな。

今回はモトクロッサーだからチューブタイヤだったけど、
チューブレスタイヤだとまた勝手が違うんだろうなー。
 
早い人はものの数分でやるらしいな…。
信じられん…。(; ・`д・´)

今日の教訓

 サンバーに積んだままとか無茶すんな馬鹿
 
 
メモ
KX80ラージ フロントタイヤサイズ
70/100 19インチ

necobitはタイヤ交換のスキルを会得した!
 

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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