２年前の12月30日。
ヴィレッジヴァンガードで、一台のカメラが
目にとまった。
それまで写真なんてものは殆ど興味が
なかったんだけど、なんだか気になってしまったのだ。
それがLOMO SMENA 8Mというカメラで、
当時その店では１万円弱だった。
今はもっとあがってるみたいだ。
そして、結局一人の諭吉と引き換えにそのカメラを
手に入れたのだった。
このカメラ、ぶっちゃけ本当にトイカメラな作りで、
「デッドストック未使用品！」とか書いてあっても、
一台ごとに状態はまるで違うし、使ってみるまで
わからない。なんせ巻き上げの重さとか、
シャッターのタッチも一台ごとにまるで違うもんだから。
後、フィルムの巻き上げにものすごい力がいる
本体もあるので、そういうのに当たったら、、、
がんばって（笑）
フルマニュアルなので、最初はなかなか思ったように
とれないけど、バチッと決まった写真が撮れると
「や、やるじゃねーか」
という写真が撮れるのがうれしいカメラ。
トイカメラとはいえ、他の機種とはひと味違って、
シャッターの機構はきちんとした機械式カメラとそう変わらない。
ちょっと前はヤフオクで３０００円で買ったりもできたけど、
今はそうもいかないのだろうか。
トイカメラというと、カメラオヤヂな人は馬鹿に
するかもしれないけど、写真を撮る事を好きになるってのは、
どんなカメラでも同じではないかと。
「こんな写真が撮れるのかー！」から
「こんな写真も撮ってみたい」で、欲しいカメラが
出てきたら、そのとき買えばいいわけで。
しかも、フィルムから入ると中古なら一眼レフでも
かなり底値まできてるっぽいので、いいものがお安く入手
できるのもいい。
デジタルだといいものは高いし。
そんなこんなで丸２年。
